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第55話

54.
繰り返していくと特別は日常になる

だけど
その日常はやっぱり日常なんかじゃなくて

本当に特別だったってことを思い知るんだ。










ねぇ




あなたは今どこで





誰を想っているの?





私はね、

























あなた
あなた
ぇ、、?
ミナ
ミナ
ちょっと、、これ、、


火種はSNSの投稿だった。



友達が


これショックなんだけど〜
という感じで見せてきた投稿。



リクスと私の2ショット。


歩道を二人で歩いている

一見、ただのカップルの写真だ。






あなた
あなた
へ、へぇっ?
ヒュッと閉まった喉を無理やりこじ開けて
息を吐き出すように言葉を出す。


ミナ
ミナ
えっ、、?
えー、私もショック!
ミナも驚いていたが私より上手く誤魔化して
くれた。

売店に行こうと、ミナが教室から私を連れ出す。

しっかり手を握ってくれる。
あなた
あなた
ミッ、、
ミナ
ミナ
まだ待って
人気のないところまで歩く。

空き教室の椅子に二人でかけて
ミナがスマホをいじる。


さっきのSNSを調べたら画像はすぐに出てきた。


この間一緒にコンビニに行った時の写真だ。


気をつけていたハズなのに、、。







正直、
私もリクスもガッチリと顔をガードしていて
誰だかはわからない。

だけどその画像を引用してリクスの普段の
私服や持ち物の画像と比べる投稿も
でていて

あなた
あなた
、、どうしよう、、
ミナ
ミナ
ファンの中では
ピリが女といたって
確定されてるね。
ミナ
ミナ
あなた
ミナ
ミナ
あなただってわかるのも
時間の問題だと思う。
あなた
あなた
、、どうしよう、、
あなた
あなた
、、リクスに迷惑かけちゃう、、
ミナ
ミナ
は?
あなた
あなた
リクス、、リクスが大変だよ、、
ミナ
ミナ
何言ってるの?
ミナ
ミナ
一般人のあなたが晒されるほうが
大変でしょ?
あなた
あなた
私は、私はいいの、、
今は私のことじゃ、、
ミナ
ミナ
、、あなた
リクスの活動に影響が出ることだけは
避けたい。

どうしたらいいの?
ミナ
ミナ
ピリからは?
あなた
あなた
、、とくに何もない
ミナ
ミナ
一応連絡とってみたら?
あなた
あなた
う、ん
メッセージに
連絡下さいとだけいれる。

いつ返信があるかはわからないけど。



だけどその日は1日返事がなくて



変わりにSNSには驚きと失望と嘆きの
コメントが溢れる。




リクスは今人気が急上昇しているアイドル。

清廉潔白を良しとする世界で
突然出てきた写真は
ファンは元より騒ぎたいだけの
ネットゴシップにも大きく取り上げられた。




そこに
少し顔を近づけて話す二人の画像が
追加で投稿された。



一度起きた火は周りを巻き込んで
大きくうねりながら広がっていく。

私の不安を煽りながら
大きくなる。



相手は一般人の学生だなんて
本当にわかっているのか、
ただの予想なのかどうかわからない書き込みもでてきた。


その一方でデタラメなことが書いてあったり


情報は交錯していた。
あなた
あなた
、、どうしようっ、、
夜中になってもリクスからの
連絡はない。





ただただ一人で不安の渦の中にいた。


明け方にリクスの事務所から
情報を確認している事と
リクスが体調不良のため
しばらく活動を休止する旨の発表があった。











あなた
あなた
そんな、、
一番あってはならないこと。


リクスが輝く場所を奪ってしまうこと。



ネットにはただイタズラに批判する声
心ない声。

リクスを心配しているファン。
ファンを裏切るならやめてほしいと言った
胸が痛む言葉もあった。


リクス、、


大丈夫かな、、


なんで連絡がとれないんだろう。



一人でいると不安ばかりが広がっていく。




だけど、こんな時でも
いつもの日常を続けないといけない気がして
フラつく体を必死に動かして学校へ行く。



途中、
街行くひと
学校の生徒
周りのみんなが私を見ているような
気がして。
下を向いて歩く。










リクスはきっと
こんな思いよりもっと辛い思いをしてる。


ファンを傷つけたって、
優しいリクスはきっと自分を責める。




私にできることはないの、、?



私にできることは








ミナ
ミナ
あなた
先生が呼んでる
あなた
あなた
え?