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第22話

21.
ピリ
ピリ
すごいね、これ全部あなたが?
あなた
あなた
うん
そんなに対した物じゃないけど
リクスが私の盾を見てすごいな、、と
もう一度つぶやく


人の目を気にするリクスの為にどうしたらいいか考えた
我ながらいいアイデアだ
私の部屋アトリエならリクスも
リラックスできるよね

ピリ
ピリ
ここはあなたのおじいさんのアトリエだったの?
あなた
あなた
そう、昔はね。
アトリエ兼絵画教室だったの
とても小さなだけど、、
すぐ裏に私の家があるの
私は自分の部屋としてしょっちゅう
ここにいるんだ
おじぃちゃんが体を壊して遠くの病院へ
移ってから
私は両親に頼み込んでこの部屋を使わせてもらうことにした


子供の頃から見ていたおじぃちゃんが絵を描く姿

今は私がそこにいて絵を描いている

ピリ
ピリ
優しい絵だね、あなたかな、、?
それはおじぃちゃんが小さい頃の私を描いた絵だった
あなた
あなた
うん、そうだよ
ピリ
ピリ
笑顔が今の君と変わらない
こんなに優しい君が描けるなんて
おじいさんはあなたのことを
とても愛しているんだね
あなた
あなた
そうね
私もおじぃちゃんのことが
大好き、中々会えないけど
あなた
あなた
絵を描くことで繋がっている気がするの
ピリ
ピリ
うん、きっとそうだよ
リクスが優しく微笑むから
それだけでとても嬉しくてなんだか泣きたくなった

この人はどうしてこんなにも優しくて慈悲深いのだろう

だからこそたくさんの人から愛されているのだろう

アイドルとしてのパフォーマンスうんぬん以前にたくさんの人々から愛される人柄を彼は持っている

そんな彼だから、

だから私一人のことは好きになってもらえないんだろう

なんて

何度もこうして薄暗い感情がどこからか湧き出てくる
それにフタをして気づかないフリをすることしか私にはできない

 
ピリ
ピリ
あなた?
あなた
あなた
え?あ!コーヒー淹れるね!待ってて!
リクスがいるのに、変な考え事して、、!
ごまかすようにバタバタとその場を離れた


コーヒーを淹れて気分を変えた
二人でゆっくりお茶をする

ピリ
ピリ
こんなソファーまであるなんて
すごいね
あなた
あなた
うん
たまに疲れてこのまま寝ちゃうの
へへっと笑った私にリクスは穏やかな顔をした

そんな顔が見れるなんてやっぱりここへ連れてきてよかったな
そう思った