無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第38話

37. side F



僕が全部壊した。






何もかも。














あなたはいつもとても優しい







僕のことを気にかけてくれて






簡単に自分を犠牲にする










初めてあなたのアトリエへ行った時









思わず抱きしめたのは慰めからだったけど







その後恥ずかしがる君を見て







このままキスしたいなぁって







思ってしまった。






そんなことしたらこの関係は容易く壊れてしまうだろう






それにあなたもそんなこと望まない。








その後すぐに僕の記事が出た





そんなことはこの世界ではよくあるし


いちいち気にしていられない、有名税だと理解している



だけどSTAYと



同時にあなたの顔が浮かんだ









あなたはどう思ったんだろう







出会った時は僕のことを知らなくて




あんまりアイドルに興味がないとも言っていた





そんな彼女はアイドルの僕じゃない僕に好意を寄せてくれたけど





もしこの記事を鵜呑みにしてしまったら


傷つくだろうか





それとも



平気だと、いつものように笑うのだろうか。






気づいたら電話をかけていた




あなたはでなかったけど、、




かけてなんて言うつもりだったんだと少し思った。








そして
あなたは記事よりも僕を信じると言ってくれた






あの時




あなたは僕があなたの気持ちをわかっているから優しさで連絡したと言っていたけど






本当はそうじゃない





僕だって君が好きだから




だからちゃんと自分の言葉で違うって言いたかった。





それだけなのに






君は辛くても好きでいたいなんて







僕はまた君に辛い選択をさせてしまった。






その上で、
僕の気持ちは言えないのに君がそばにいることを選んだことを喜んでいた。







君を突き放せば、

きっとすぐにあなたには素敵な恋人ができるだろう



あなたは可愛いし、優しいし、たまに無邪気で、でも落ち着いていて、、





そんな君をぼくは、、


あなたが僕を好きという気持ちを利用して
縛るんだ






僕があなたのそばにいたいから。