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第40話

39. side F
ピリ
ピリ
、、はぁ、、


明日も朝早くから仕事なのになかなか寝付けない



時計の針はもうすぐ3時を指す





みんな寝静まっていて周りからは物音ひとつしない
まるでこの世界に一人きりみたいだ








あの日





僕が自分勝手にあなたを傷つけたあの日から


1週間が経とうとしていた






当たり前だけどあなたからは何のアクションもない














ピリ
ピリ
、、当然だ、、

そもそもあなたから連絡がきたことはない
僕に遠慮していることはわかっていた
そんなところがとてもあなたらしくて好きだった。





それに連絡しなければいけないのは僕のほうだ




わかっていて


わかっていながら何もできず時間だけが過ぎていった










僕はあなたが



あなたの笑顔が




僕を好きだと言ったあなたの 
気持ちが





当たり前に僕に向けられていると思っていた







思い込んで、その当たり前が無くなるなんて
考えてもいなかった。










でも




あなたが僕以外の誰かに笑いかける




僕以外にあの笑顔で


あの声で










あなた
あなた
好きだよ






想像しただけで




































あなたのことはハッキリ見えていた



だけど頭の中がカッと沸騰したみたいに


ぐちゃぐちゃで



グラグラして











どうしようもない







目の前には色付いたあなたがいた










僕はいい人でも








ましてや天使でもない










ただのケモノだ









あなたを組み敷いて





それを味わったとき








パフォーマンスをしている時のように
気持ちが昂った。






あなたはか弱い獲物で





僕はそれを狩るケモノ











獲物をしとめて嬉しいはずなのに



僕の頭の中のぐちゃぐちゃはぜんぜん
治らない





むしろ




もっと だと




怯えるあなたを見ながら思った。









僕が怖いよね、、




怖くていいよ







だってもう
ピリ
ピリ
元には戻れない、、




あの時



マネージャーからの電話が鳴らなかったら




きっと自分の欲望のままにあなたをもっと
傷付けていたかもしれない







でも、、




どの道もうあなたと会うことすら無理だ






きっと幻滅された









僕なんかを好きになったばっかりに


たくさん遠慮したり我慢したりしただろう



その上に傷つけて







きっともう会ってもらえない。





どんな顔をして会っていいかわからない。








ふと
スマホの画面が光った


























ピリ
ピリ
え、、
あなたからのメッセージだった。




あなた
あなた
こんな時間にごめんなさい。    

一度会って話がしたい。

都合のいい時に連絡下さい。




あなたから初めての連絡だった。








あなたから連絡がきたことが素直に嬉しかった




だけど


一度会ってというのは






もう最後という意味なんだろうか








文字を打つ指が震える






ピリ
ピリ
起きてたから気にしないで

日曜の夕方、どこかのカフェで会おう
僕と二人はイヤだろうからそう提案した。


あなた
あなた
リクスがよければアトリエがいいな

夕方、待ってるね
、、あんなとがあったのに



まだ僕が人目にさらされないようにしてくれているんだろうか。









日曜にあなたからどんな言葉があっても
受け止めよう





あなたが僕にそうしてくれていたように。