1ヶ月後
スングァンは受付の前に戻り呼ばれるのを待った。
待っている時にあなたらしき人が見えた、僕は目を擦ったり、見開いたりした。
笑い声が聞こえて、僕は確信へと変わった。
スングァンは支払いを済ませたあとあなたのことをつけた。少しの罪悪感を持ちながら
個室の部屋に入ったあなた。そこには彼女の名前が書いてあった。
スングァンはいたたまれなくなって、部屋に入った。そして今にも消えそうな声であなたに声をかけた。
スングァンは夢中で話していてあなたの声が聞こえていなかった。
スングァンは病室からあなたに追い出された。
スングァンは涙が止まらなかった。1人病室の前で涙を流した。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。