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「(終わったぁ〜……)」
オフィスを見ると、残っているのは私とヨンジュンくんだけだった。
スマホを見るとメッセージが1件きていた
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私とスビンは、同棲している訳では無いから時間があった時だけ一緒に帰っている。
そろそろ同棲したいな…とは思っているけど、
スビンはどう思ってるかな。
取り敢えず
とだけ送信して、電源を切った。
「ヨンジュンくん、待たせてごめんね。今終わったよ」
🦊「お疲れ様」
🦊「じゃ、行こっか」
.. 居酒屋
🦊「あなたちゃんはさ、スビンのどこがいいの?」
「…えっ、、と、優しくてかっこいいし、仕事できるし、かわいいし…全部好きだよ。」
🦊「俺も仕事できるしかっこいいけど?」
「それ自分で言う?笑」
🦊「事実じゃん。俺の顔で落ちなかった女なんていないよ」
…すごい自信だな…………
🦊「でもあなたちゃんは、手強そう」
「…私にはスビンがいるもん」
🦊「俺と浮気しちゃえばいいのに」
「、私だってそんな最低じゃない」
🦊「彼氏以外の男とキスしちゃったのに?」
「っそれは、ヨンジュンくんがいきなり…」
🦊「…そーだね、ごめんね」
「反省してないでしょ」
🦊「だってあんなの、唇と唇がちょっと触れ合っただけじゃん」
🦊「本当はもっと深くやるつもりだったのに」
「…冗談はやめて」
🦊「、冗談じゃないよ?笑」
グラスをもちながら私の方を見て妖しく笑うヨンジュンくん。
「…、」
不意にまた、キスをされた
「、、っ」
🦊「やっぱかわいい」
「…彼氏いるから、やめてって言ったよね」
🦊「俺もあなたちゃんが好きって言ったよね?」
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。