第16話

お家デート🐿
6,588
2020/07/17 13:35
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🐿「…雨だね」








「………うん」





















🐿「…うちくる?」



















「へ、、」










🐿「この雨じゃ遊園地無理そうだし、せっかく今日のためにお洒落して来てくれたんでしょ?」






🐿「僕の家でお家デートでもしようか」























口をポカンと空けてマヌケ顔をする私に向かって、ニコッと笑ったテヒョン君。























.. 🏠
























🐿「どうぞ」










「、お邪魔します」











🐿「僕の部屋、2階の1番奥だから」












「うん、わかった」






















階段を上りながら、壁にかけられた家族写真を見る。













小さいテヒョン君、可愛いなぁ…


































「……1番奥…ね、」























そう呟いてドアを開けると、いかにも男の子って感じの部屋でドキドキした。

















やっぱりテヒョン君だから、綺麗にしてるんだな〜、なんて思いながら、床に座った。




































🐿「お待たせ…って、ベットにでも座ってればいいのに」











「いやいや、床で大丈夫だよ…それにこのカーペットふわふわしてるし」











🐿「そう?ならいいけど。」













「…テヒョン君の部屋、綺麗、だね…」
















🐿「ありがとう…、笑」















「…」














🐿「…」



























これが本当に付き合って1ヶ月のカップルの会話なのだろうか…
















テヒョン君、こんな私といて楽しいのかな
























ふと気になって、テヒョン君に少し聞いてみることにした。


























「……テヒョン君はさ、私のどこが好きなの…?」












🐿「…えっ、?」




















「いや、私って、顔は平々凡々って感じだし…そんなに明るいタイプでもないし、一緒にいて楽しいのかなぁ……って…」
























🐿「……」



























……やっぱり楽しくないのかな、






























泣きそうになっていたら、急に視界が反転して、何故か床ドンとやらをされていた。






























「…………へ…」






















🐿「楽しいよ、あなたといるの」











🐿「僕と目が合う度に照れるのも、僕にだけ見せてくれる笑顔も、僕だけを好きでいてくれるのも、全部可愛くて」
















🐿「全部、大好き」





























ボンッと顔が赤くなって、思わず顔を背けた。






















🐿「…こっち見て?」














「恥ずかしいからやだ、、」














































🐿「…その真っ赤になった顔も、」















🐿「恥ずかしそうに笑う顔も、」



















🐿「……僕にだけは全部見せてよ」
























テヒョン君はそう言うと、私の腕を床に押し付けて、優しいキスをした。






















































































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