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私の彼氏は、某人気アイドルグループのメンバーです。
その名も……
「スビーーーン!!!!!」
🐰「、ビックリした〜。急に大声出して、どうしたの?」
「んーん、なんでもなーい。」
ニコニコ笑顔でそう言う私を、不思議そうに見つめるスビン。
はあ………可愛い。
そんな時、丁度テレビの画面にスビンと同じグループ、TXTのヨンジュンさんが映った。
「わあ〜ヨンジュンさんだ!カッコイイ〜」
そう言った後スビンの方を見れば、知らん顔でスマホをいじってる。
どうしても嫉妬したスビンが見たくて、他のメンバーの事を見る度にカッコイイやら何やら言っているけど、いつもなんのリアクションもない。
だから今日は少し盛って褒めてみようと思います!!!!
「はぁ〜、ヨンジュンさんってほんとスタイル良いよね。絶対体の9割足じゃん」
ほう……これもだめか
「ヨンジュンさんって彼女とかいるのかな〜」
「めっちゃモテてそうだな〜」
んん〜……まだまだ…
よし、ここは思い切って
「ヨンジュンさんの彼女になる人は幸せだろうな〜こんなにイケメンなんだもん。絶対そうだ。」(独り言がすごい)
🐰「…なあ、」
きた……!!!!!!!(最低)
笑っていられたのも束の間、スビンが物凄く怖い顔でこちらを睨んでいた。
「は、い……なんでしょうか……」
🐰「さっきからヨンジュンさんヨンジュンさんって、そんなにジュニヒョンの事好きなら告白してこれば?」
予想外の言葉に固まる私。
「(…あれ……思ってたのと違う…)」
🐰「それかそのうるさい口、今すぐ塞いであげようか?」
そう言うと、私の唇に自分の唇を重ねたスビン。
「‥っ、/」
🐰「こうされたかったんでしょ?」
って、嘲笑うように言うから、ちょっとカチンときた。
「別に、」
🐰「俺にそんな態度とっていいんだ?」
ベットに押し倒されて、プチプチと服のボタンが外されていく。
🐰「終わった頃にはジュニヒョンより俺のほうがいいって言わせてあげるから、黙って抱かれてね」
スビンは妖しく微笑んで、私にまたキスをした。
(ひよこ写っちゃってる‥笑)
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。