第8話

社内恋愛🐰🦊①
7,039
2020/09/16 14:01
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ー 翌日



















昨日の夜全然眠れなくて、自然と朝早くに会社についてしまった。















案の定、まだ誰もいなくて、コーヒーを入れようと休憩室に行けば、何故かそこにはヨンジュンくんがいた。




















🦊「わ〜、あなたちゃんじゃん。」




🦊「おはよう」





「、おはよう」





🦊「今日は早いんだね」





「昨日眠れなくて……」





🦊「そーなんだ」





「…うん、」







🦊「…」


























………不意に訪れる沈黙ほど気まづいものはない。

























しばらく経って口を開いのはヨンジュンくん。






















🦊「そういえば、」




「…?」






🦊「昨日、夜空いてるかって聞いたのにあなたちゃん帰っちゃったからちょっと悲しかったんだけど」






「えっ、、あ……」



















確かにそんなこと聞かれてたような聞かれてなかったような、、?



















「えっと…ごめんなさい。うっかり忘れちゃってて、」





🦊「笑笑」





🦊「申し訳ないって思ってんだったら、今日の夜空けといてね」






「…へ、」






🦊「昨日行けなかったから」






🦊「いいでしょ?」



















「……いや、…えっ、と、、」





















良くは…………………ないよなぁそうだよなぁ…
















スビンにバレてまた昨日みたいに社内でなにかされても困るし、…























「私、、彼氏いるので!2人きりっていうのは…ちょっと、」




















思い切って言うと、少しの沈黙。



















🦊「知ってるけど、そんなこと」







「…ぇ、?」








🦊「バレてないとでも思ってたの〜?笑」






🦊「後輩のチェスビンでしょ」







🦊「昨日も俺とあなたちゃんがちょっと話してただけでめっちゃ睨んできたもんね〜笑」






























っえー……………ちょっと待ったーーー………





























「いつから知ってたの?」





🦊「えーいつからだろ。半年前くらいかな」





























ちょっ、、と待て……私たちが付き合い始めたのそのちょーっと前なんだよなそんな前からバレてたんだヤダ嘘でしょ………




























頭の中で悶々と考えていて、ヨンジュンくんの顔がすぐ近くにあることなんて全然気付かなくて

























我に返って上を向けば不意に重なった唇。































驚いて反射的にドンッとヨンジュンくんを押し退けた。



























「っな、にするの…」





















🦊「かわいーね。あなたちゃん、」





























( チャラい 🙂 )






























「…こういうこと、もうしないで」







「私に彼氏いるって知ってるでしょ…」


















🦊「俺もあなたちゃんの事好きだからそれは無理かな、笑」






🦊「それに、彼氏がいるのってそれはそれで燃えるじゃん?
まあ、今は俺のことで頭いっぱいになっときなよ」






















それだけ言うと、ヨンジュンくんは私の頭を軽く撫でて休憩室から出て行った。













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