第21話

同級生🐻③
5,460
2020/09/17 14:06











「ボムギュカッコよかったよ、やるじゃん」









🐻「……ちょっと来い、」















不機嫌そうな顔で、人気のない場所に連れてこられた。






















「どうしたの」









🐻「………これ、着て」
















渋々と言った感じで自分の着ていたラッシュガードを脱ぐと、私の肩に掛けてきたから、言う通りにそれを着た。























チャックをしたあと、ふと前を見れば綺麗に割れたお腹。














「…わ」








「きゃ〜……」









「ぇ、ほんとにボムギュのお腹?」
















キャッキャはしゃぎながらボムギュのお腹をツンツンしていたら、その手を掴まれて壁に押し付けられた。






















🐻「……あの、さ」











🐻「お前の、今日の格好……結構ヤバい、」

















私の手を押さえている手とは逆の方の手で、自分の顔を覆うボムギュ。




















「ヤバいって、…ぇ、似合ってない…?」










🐻「いや、違う、そうじゃなくて」













🐻「なんかめっちゃ、………エロい」















「…な、…っボムギュのへんたい!!」










🐻「おい、やめろ、大声出すな、」











🐻「いやてか、真面目にやばいから、色々」









🐻「………さっきの男達、まじぶっころしてぇ…」















「なんか急に話変わったけど」














🐻「……っまあ、とにかく…水着、似合ってる、けど」









🐻「あんま、他のやつに見せたくない。」





















急に真剣な目で見詰めてくるから、ドキドキしすぎて心臓が口から飛び出そう。




















🐻「………きす、したい」











「急すぎ」
















🐻「今そういう雰囲気」







































私の唇と、ボムギュの唇が重なって、ボムギュの熱が伝わってきた。






























「ボムギュなんかカッコイイ」









🐻「あなたかわいい」














「え」
















🐻「すき」











































付き合ってから初めて言われた「すき」は、破壊力がとてつもなかったです。

































今年の夏休みは、心臓がいくつあっても足りなさそう





























































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