紫耀side
希望を聞かれたから
「いつもので」って言ったけど
あの人は知らなかったっぽい
他のメイクさんに聞いてたし、笑
もしかして俺のこと知らない系??
「あの〜」
あなた「はいっ?!何でしょうか、、」
「俺のこと誰だか知ってます?」
一か八か聞いてみた。
あなた「……すみません、知識不足で…」
あぁ、やっぱり知らないんだ
ちょっとショックだった俺がいる…笑
「俺、平野紫耀っていうアイドルです」
あなた「…あぁ!アイドルさんなんですね!」
、、、え??
なんか、思ってたのと違う、、反応薄っ!
もっとこう、、キャーってならないの?
なんか、、珍しい人だなあ
少し、俺の中で気になりだした
先輩「葉山さん?!まだ終わってないの?!」
他のメイクさんがメイク室に飛び出てきた
あなた「あっ、、すみません!!」
先輩「もうっ、、私がやるから他の用意して」
あなた「はいっ、分かりました」
あの子は此処を飛び出し、
あたふたと他のメイクさんが俺の髪の毛をセットした
俺が、、、話しかけたからだ、、
後でちゃんと謝ろう
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。