結局、小瀧くんはいつも通り一緒に帰ることになった。
おかしいなぁ…
ん?なにが?
いつもやったらシゲ、もう来とるんやけど…
そういえばそうやなぁ
教室行ってみる?
そうしよか!
私と小瀧くんは、シゲの教室まで戻った。
ガラッ
シゲー、おるー?
あれ?おらんなぁ
あなたどうしたん?
と、奈那が後ろから声をかけてきた。
あ、奈那!シゲ見んかった?
重岡?さっきすれ違ったよ!
どこいったか分かる?
多分図書室やない?
ホンマ?助かったわ、奈那ありがと!
はーい、じゃあねー👋
奈那と別れた私たちは、図書室へと向かった。
なんであのバカなシゲが図書室なんか...
俺も思った。
ガラッ
今度は図書室の扉を開けた。
するとそこには...
なぁ、ここどうやって解くん?
あ、そこは…こうやるんだよ
おぉー!出来た!ありがとうニッ
どういたしまして、良かったねニコ
髪がふわふわしてて、肌が白くて、いかにも女の子って感じの可愛らしい子と、楽しそうなシゲがいた。
美羽や...
え?
神山美羽、シゲと同じクラスで結構好きな男子多いんやで。
そーなんや。
俺は好きやないけどな!
そう笑
そんなことより今は、シゲを呼ばなきゃ。
シゲ!何しとんの?
はよ帰ろーや!
ごめん。今日俺一緒に帰れへんわ。
え、なんで?
みたら分かるやろ。2人で帰って。
あっそ。行こ、あなた
小瀧くんに手首を捕まれ引っ張られる。
で、でも...!
じゃあな。
ほら行くで、あなた
うん...
シゲ、どうしちゃったの?
なんでそんな冷たいん?
勉強ならいつも私が教えてたやん。
もしかして、シゲもあの子のこと好きなん?
でもあの子、なんか隠してる気がする。
やって、シゲと話してる時私を見て少し笑ってた気がするから…
いいねして作者を応援しましょう!
この小説を読んだ方は、こちらの小説も読んでいます
- ノンジャンル
プライベートを隠す理由
ある時誰かが言った。 紫「ホンマにしげちゃん休日何してるか 分からんわ。」 赤「俺、プライベートは徹底してんねん。」 橙「家どこに住んでんの?」 赤「ん〜…まぁ基本的には屋根はないかな笑」 橙「おい!外住んどんぞ!!マネージャー笑」 メンバーすら誰も知らない センター重岡大毅の裏の顔「プライベート」 いつもは明るく振舞っていたしげでも プライベートでは苦しんでいたんやな…。 赤「…よっ!来たで。」 赤「プリンセスって王子様のキスで 目が覚めるんやってさ。 なら俺が今からキスしたら …目覚めるって事やんな?」
favorite 6,329grade 894update 2024/04/10 - 青春・学園
推しが私の幼馴染だった件。
📺)西村「実は幼馴染います!」 「ニシタクと幼馴染になれる世界どこだよ」( 母「ニシタク?」 「うん。ニシタク。西村拓哉ね」 母「どの子?」 「この子だけど...」 母「あら、拓哉くんじゃない。」 「、、、ん?」 「え、何。お母さん知ってんの?」 母「知ってるも何もあんたの幼馴染よ」 、、、「は?」
favorite 41,084grade 5,250update 4日前 - 恋愛
SnowManのフェチ〜彼女の研究〜
SnowManといろんなプレイをしちゃいます 彼女ちゃんの研究が大好きな彼に愛されちゃって。ドS...様々
favorite 72,895grade 7,952update 2024/03/30 - 恋愛
神 山 先 生 は 私 の 彼 氏 __ 。
彼が大学4年生の夏、私は高校2年生。 「俺○○の事すきだ。 ○○俺と付き合って??」 その一言で私たちの恋が始まった______. 教師になった智くん(神山智洋)は私の学校の先生に!? 教師×生徒の禁断の恋始まります💚
favorite 9,474grade 778update 3日前 - 青春・学園
小 瀧 く ん と 同 居 し た ら __ 。
初めての一人暮らしのはずが小瀧くんと暮らす事に____________。 「必要最低限以上に俺に話しかけないで」 「世界で1番女が嫌いだから」 完全に壁を作られて全く話にいけずにいる○○だったけど。 帰りが遅いと 「どこ行っとったん?心配したんやけど」 バスの中では 「○○手繋ご」と手を握られる そんな実は優しかったり甘かったりな一面を見ることも出来て____________??
favorite 11,605grade 1,148update 2日前
コンテスト受賞作品
もっと見るショートドラマ&アニメーション原案募集コンテスト
公式TikTokの注目動画
もっと見るチャレンジ小説
もっと見る- ノンジャンル
「百花繚乱」と私。〜悪の組織と秘密の任務〜
━━「百花繚乱」って知ってる? ──え、あの都市伝説って言われている? ━━そう、悪の組織から私たちを守ってくれるっていう組織 ごく普通の高校生、楠若葉。ある日、都市伝説とも言われている「百花繚乱」のリーダーからスカウトを受けて────!? これは、私達が悪の組織に立ち向かう物語。 表紙画像 菜月様 https://mobile.twitter.com/0802_na_ 2022/5/17 シルバーランク ありがとうございます! 2022/5/24 ゴールドランク ありがとうございます!
- ファンタジー
名誉も名声も称賛も要らないから。
世にも珍しい白髪の少女は人見知りな臆病者だ。だがこの世界でただ一人、全属性を扱える魔女でもある。しかし、彼女はそれを隠して生きてきた。人に見せたって彼女にとって興味のないものしか手に入らないから。 少女は躓きながらも生きる。 その身にある過去を抱きながら、運命に反撃すべく。 表紙:自作
- ファンタジー
この世界を君が紡ぐ
ある日。一つのことを除き、記憶を無くした主人公が目を覚ました。 その主人公は、自分には「ハイジャ」という名の姉がいた。それだけは覚えていた。 主人公は、無くした記憶を取り戻しながら、様々な種族と交流し、姉を探す旅に出る。 ────────────────────────── 【プロローグ】 第1話〜第8.5話 第1章【アウィス】第9話〜 ────────────────────────── 表紙とアイコンのイラストは自作です 4/2 チャレンジ称号獲得!ありがとうございます!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!