あなたside
藤原「あなた〜。今日どっか出かけるんやなかったん?」
『あ、そうや。はよ行かんと。』
西畑「何時ぐらいに帰ってくるー?」
『んー?お昼すぎぐらい。』
流星「気をつけてね〜。」
『はーい。』
病院に来る時は裏口を通ってそのまま先生のところに行く。
専属の先生がいるからね。
『水上先生〜。』
水上「おー。あなた。どうした?」
『私、明日から3ヶ月間東京行くんですけど、どーしましょ。』
※現在、5月6日です。
東京ドーム(発表日)は8月7日です。
水上「俺、お前専属やからついて行くわ。」
『そーですか。でも、私8月7日のドームまでは誰にも言いたくないんでバレないでくださいね?』
水上「3ヶ月も!?多分無理やで。」
『まぁできる限りでいいんで。それに、我らが正門くんもついてるから。笑』
水上「そうか。正門くんには伝えてるもんな。」
『はい。それじゃあ失礼します。』
水上「あ、何かあったらこの電話番号にかけろ。俺の。」
『りょーかいです。それでは失礼します。』
私がなにわ男子脱退を発表するまであと3ヶ月_
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!