あなたside

























ｺﾝｺﾝｯ


















「はい？」
























『滝沢くん、永瀬あなたです。入ってもいいですか？』



























「どーぞ。」

























ｶﾞﾁｬ


























『失礼します。…あれ？横山くん、大倉くん。なんで？？』


























滝沢「今、少し話しててな。」





























『あ、邪魔ですか？？』
































横山「いや、全然ええよ。ちょうど終わったところやし。俺らの方が邪魔ちゃう？」
































『んー。まぁできるだけ人には聞かれたくないというか…。でも、横山くんと大倉くんには先、伝えておきたいのでいてください。』

































大倉「？…わかった。」




















『あの、この前私、少し体調悪くて、病院に行ってきたんです。』






























滝沢「え？大丈夫だったのか…？」


































『それが、インファク・セラビラー病という脳と神経の病気になってたらしくて。』




























横山「……それって治るやんな？」




































『…治りません。あと、1年しか生きれないと言われました。』
































大倉「治る可能性は全くないんか？」




































『いえ、私が生きてる間に手術法や薬が見つかったらまだ生きれます。でも、その可能性は極めて低いらしいです。』







































滝沢「そうか。」



























『ダンスも早めにやめた方がいいとお医者さんから言われたんです。』

































横山「それって…」

































『今度の東京ドームでなにわ男子の脱退とジャニーズ事務所の退所を発表したいです。』


















滝沢「ほんとにいいのか…？」

























『はい。』
































大倉「でも、治る可能性はあるんやろ？」




































『え？まぁ。はい。』


































大倉「それやったら無期限の活動休止にしたらどーや？」


























横山「それええやん。」
































『え、でも…』
















大倉「家庭の事情で休業することにして、もし、治らんかったらその時はホントのこと話す。それでええんちゃう？」
















『…』





























滝沢「あなたの場所はちゃんと開けておく。絶対治して帰ってこい。」







































『……わかりました！私はほんとにいい先輩をもちました((ﾆｺｯ』


































大倉「俺らも信じてるからな。」






























『あ、メンバーや他のジャニーズの方には内緒で。笑唯一正門だけ知ってます。』






























滝沢「わかった。治ったらまた連絡くれよ。」
























『はい！』