第28話

Betray26
9,955
2020/04/08 23:19
高橋side












音源聞こうって思ったけど、救急隊員の人に付き添いの人って聞かれて、そうや、ついて行かんとって気づいた。






だから、音源はあとで聞くことにした。









俺と廉くんと北斗くんが救急車に乗って、その他の人は康二くんと岩本くんと大吾くんの車に別れて乗って来るらしい。























『あなた…。目、覚ましてや…。』


























松「大丈夫…あなたはそんな簡単に死ぬやつじゃない。」
























廉「俺が、あの時反論してれば…。」

























『いや、俺が悪いんです。最初っからあなたのこと信じてたのに、裏切ったりして…。』






















松「自分を責めるのはあと。今はあなたの心配だけしよう。」

























廉「北斗…ほんまごめん。冷静なお前がおってくれてよかったわ。」
























松「俺も、自分のこと責めてるし、今冷静じゃない。でも、今、自分を責めたって、時間が戻るわけじゃない。だから、信じるしかないんだ。あなたが目を覚ますことを…。」
























『はい…グスッそうですよね。』


























それから、病院についたらあなたはすぐに手術室へと運ばれた。











手術してる間に他のみんなも来て、先に音源聞こうって話になった。














※あなたが録音した音声






井「早くジャニーズやめろよ。」







『…なんで?』






井「ムカつくから。」






『いや、理由になってないし。』





井「いいから早くやめろよ!!ガンッボコッ」







『痛ッ…』






井「もうお前なんか死ねばいいんだよ。」





グサッ





『痛ッ…』





井「ははっ…ハハハハハハハハハッ!笑」






……









西「そんな…」


















藤「まじ、最低やろ…。」




















京「でも、この新メンバーより最低なのは…」


























『何も知らんかったのに勝手に裏切ってあなたのこと責めたり、いじめたりした俺ら…ですよね…』





























「「…」」




























廉「…俺、あなたの兄やのに、あの音源聞いた途端、信じひんくって、俺、妹、裏切ったんだよな…。」


























藤「俺なんか、何も悪くないのに、あなたのこと足引っ掛けて、恥かかせて最低よな…。」
































松「…そんなこと言ったら、ここにおる全員そうやろ?」



























康「ッ…」

























松「全員、あなたを裏切った。あなたを守らなかった。その事実に変わりはないんだよ。」
























「「ッ…」」





























永瀬母「廉!?あなたは!?」

























廉「母さん!?ちょ、静かに。ここ病院やで?」















永瀬母「あ、ごめんなさい。」


























永瀬父「それで、あなたは?」































廉「今、手術中や。」


























永瀬母「どうして…どうしてうちの子が…?」

































『すいません。俺らのせいです。』




























廉「恭平…お前だけのせいじゃない。それに刺したのは俺らやない。」






















永瀬父「そうだ。その刺した人は…?」
























西「新メンバーの子なんですけど、事務所であなたの返り血浴びたまま歩いてるところ発見されて、そのまま警察に。」




























永瀬父「そうか…。」

























そうやって話してるうちに手術中のランプが消えた。













ガラガラガラガラ











永瀬母「先生!?あなたは??」




















医者「一命は取り留めました。ですが…」























永瀬母「…?」

























医者「もしかしたら、後遺症が残る可能性があります…。刺されて倒れた時に頭を打っているみたいですし、その前にも何回か、叩かれてるような後があったので。最悪の事態では、記憶喪失になっているかもしれません。」



















永瀬母「…そんな。。。」






















あなたが記憶喪失…?





















そんな…



























そんなん嫌や。

















もっとあなたと笑い合いたい…





















もっとあなたと踊りたい。歌いたい!





















神様。






















お願いです。


























どうか…



























どうかあなたが記憶喪失になってませんように。。。



























今の俺はそうやって願うことしかできひんかった。











✄--------------✄




あなたが刺された後から、恭平とかほっくんがずっとあなたはそんな簡単に死ぬやつじゃないって言ってるけど、あなたどんだけ強いん?って話しよね。笑




なんか、ジャニーズのみんな悪役やな。笑


担当の方すいません。笑


実際はそんな簡単に仲間裏切るような人じゃないと思います!笑



そうやって信じたい←

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