恭平side
??「…え?」
龍太くんが正直に言ったあと声がした。
この声…
??「龍太くん、それほんまですか?」
室「…ほんまや。みっちー。」
道枝「そんな…あなたちゃんに会わせて下さい!俺らのせいであんな目にあったのにそのままお別れなんて嫌です!謝れないままなんて…」
『みっt…室「みっちー。」龍太くん…。』
室「あなたはなんで嘘ついたと思う?」
道枝「…え?」
柊真「みんなに謝られたくないから。」
『柊真くん…。』
柊真「みんなのせいにしたくないねん。あの事件が起きたことを。あなたが嘘をついたのはあなたの優しさや。」
道枝「…そんなん」
『みっちー?』
道枝「そんなん、納得いきませんよ!!あなたに会わせて下さい!俺、このままやったら続けられる自信ないです!」
『みっちー!落ち着け!』
西畑「道枝!?」
藤原「怒鳴り声聞こえたけど、どーしたんや?」
室「謝って何になるん?あなたに迷惑なだけやろ?あなたを傷つけて苦しませたんはお前らやろ!?」
長尾「ッ…」
柊真「龍太くん。これ以上は知られたらやばいですよ。もうやめましょ。」
室「ッ…」
正門「とりあえず、レッスン室戻ろ。ここは色んな人が通る。」
末澤「…そやな。」
✄--------------✄
あと、9でお気に入り数300だから、まだお気に入り登録してない人はしてね💖
あと、宣伝してくれると嬉しいです💖
この小説も、私のことも。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!