あなたside
昨日、柊真と遊んで、そのまま家に帰った。
今日は、普通にレッスンです!
『おはよう〜。』
藤「お前、よく普通に来れるな?」
『は?』
西「とぼけんとって。美紀ちゃんに暴力奮ったんやろ?」
『は?やってないし。そんな証拠どこにあんの?』
西「美紀ちゃん、見せれる?」
井「はいっグスッ…(袖をめくる)」
長「この痣、やったのあなたちゃんですよね?」
『は?違うって。それだけで私疑うん?自分でやったかもしれへんやん!』
道「自分でこんなことできませんよ。ほんとに最低ですね。そんな人やとは思わんかった。」
『なんで?信じてくれへんの……?』
和「あなたのこと、信じてたのに。」
『なんなん…。やってないって言ってるやん!?しかも私、昨日は用事あったって言ったやろ?』
藤「それがこれやったんちゃうんか?」
『だから、違う!昨日は…まぁ言っても信じてくれへんか。もういいわ。』
バタンッ
あの時、言ってたら何かが変わったのだろうか。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。