学校に到着
すごいざわざわしてるな、、、
りくとマホトがあなたの頭をポンポンする
うぅ、、、全部聞こえてるよ、、、
まあ、でも分かってたことだし。
気にしないでおこう、、、
ガラガラガラ
久しぶりだな、、、学校来るの
男の子Bがあなたの髪の毛を触ろうとする
ペチンッ
あなたは走り出す
エイジの呼ぶ声がだんだん小さくなっていく
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どのくらい走ったのだろう
あなたはいつの間にかおばけの森に来ていた
あなたはベンチに座り顔をテーブルに伏せた
朝礼だけは嫌、、、
あいつになんか会いたくない
見たくもない
あ、、、
また逃げてしまった、、、
あなたはそのまま眠りについた
・
・
・
・
・
どのくらいの時間が経ったのだろうか、、、
あなたが目を覚ますと目の前にりくの顔があった
そっか、、、変わってた。でも
変わったのは私に帰る家があるだけじゃない、、、
それは────
大切な人たちがいること…
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!