第8話

一部🔞
3,799
2019/12/09 11:43
数週間後




今日もいつも通り仕事をして帰ってきたのが深夜1時。
先に帰ってきてた壱馬がビールを飲みながらテレビを見ていた。
壱馬
壱馬
おかえり、あなた。
あなた

ただいま。
(っ´>ω<))ω<`)ギュッー

なんか、壱馬をとっさに抱きしめたくなってぎゅーっとしたら壱馬が心配そうに・・・
壱馬
壱馬
どうした?
なんかあったん?
そう聞いてきた。
あなた

んーん。
なんか壱馬のこと抱きしめたくなって・・・

壱馬
壱馬
そっか。
お風呂入って来たら?
ゆっくりしたいやろ?
あなた

うん。
でも今日は2人で入らん?(///∇///)ゞ

壱馬
壱馬
えっ?
あなたから言ってくるの初めてやな。
でも、なんかあった?
あなた

ちょっと寂しくて・・・
壱馬と1秒でも離れたくない・・・

壱馬
壱馬
うん。
俺もや。
じゃあ、入る?
あなた

うん・・・

まず先にお風呂場に行って全身裸になりながらシャワーを浴びた。
浴槽に入ると壱馬が来て同じようにシャワーを浴びて浴槽の中に入った。
壱馬が私を後ろから抱きしめてくれて耳元でこう言った。
壱馬
壱馬
今日はあなたの誕生日だな?
あなた

あっ・・・
忘れてた・・・笑

壱馬
壱馬
忘れてたん?
あなた

うん。
仕事忙しくすぎてすっかり自分の誕生日忘れてた・・・笑

壱馬
壱馬
そっか。
じゃあ、今日は素敵な夜にしような?
あなた

うん( ⸝⸝⸝¯ ¯⸝⸝⸝ )♡

素敵な夜って、何するんだろ・・・
これと言って特別なことは出来ないし・・・
かと言ってやらなかったら壱馬は不満だろうし・・・
と、色々考えてたら壱馬が私の事を呼んでいた。
壱馬
壱馬
あなた!
あなた?
あなた

ん?
あっ、ごめん

壱馬
壱馬
大丈夫?
あなた

あっ、大丈夫、大丈夫。

壱馬
壱馬
ほんと?
あなた

えっ?

壱馬
壱馬
あなたってさ、嘘つく時前髪触る癖があるから・・・
あなた

えっ?
嘘!

壱馬
壱馬
ほんと笑
いつも間にか前髪触ってたみたいで自分では気づかなかった。
壱馬
壱馬
照れてる所も可愛い笑
あなた

うるさい( ⸝⸝⸝¯ ¯⸝⸝⸝ )♡

と、浴槽から出ようとしたら壱馬に手を引っ張られた。
あなた

キャッ・・・

と、バランス崩して壱馬と対面する形ですぐに壱馬の顔があった。
あなた

・・・

壱馬
壱馬
・・・
あなた

ちょっ・・・

「ちょっと」と言おうとしたら、急に壱馬がキスしてきた。
あなた

ん・・・

そのキスがどんどん深くなって舌を絡めてきた。
1分ぐらいして壱馬がようやく離れた。
あなた

もう( ⸝⸝⸝¯ ¯⸝⸝⸝ )♡

と、壱馬の胸を叩くと・・・
壱馬
壱馬
あなた、可愛すぎ。
俺以外の男にそういうことするなよ?
あなた

えっ?

壱馬
壱馬
そういう顔もするな。
絶対だぞ?
あなた

う、うん。
わかった。

なんか、壱馬が怒ってるみたいでちょっと怖い。
お風呂から出て、着替えてからドライヤーを持って髪を乾かそうとしたら壱馬が・・・
壱馬
壱馬
あなた、こっち来て?
そう言ってくる彼の元へ行くと・・・
壱馬
壱馬
髪、乾かしてあげる。
あなた

あ、ありがとう(///∇///)ゞ

なんか、怒ってたのが一気に甘々ムードになる壱馬が可愛くて、なんとも言えない可愛さについつい嬉しくなる。
壱馬
壱馬
髪、伸びたね?
あなた

そうだね?笑

壱馬
壱馬
あなたは髪が長くても短くても似合うな。
あなた

ありがとうw

壱馬が髪を乾かしてくれたあと、私は冷蔵庫からビールを出した。
壱馬も2本目のビールを飲んでいる。
すると、壱馬が・・・
壱馬
壱馬
あなた、渡したいものあんねん。
あなた

何?

壱馬
壱馬
はい、これ。
あなた

えっ?

渡してくれたのはなんと指輪だった。
壱馬
壱馬
俺、いつかあなたと結婚したい。
いや、いつかじゃなくて今したいぐらい。
でも、お互い水商売やってる以上は結婚は無理やと思うねん。
だから、その変わりみたいな感じになっちゃうけど俺といる間はせめて付けてて欲しい。
なんかこんな形になってごめんな。
あなた

う、ううん
嬉しいよ・・・
ありがとう。
壱馬といる時は絶対付けるね。

私はその指輪をして壱馬を抱きしめた。
壱馬も私を抱きしめてくれた。
今年の誕生日は最高のプレゼントになってすごく幸せな誕生日になった。


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