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2020/03/23

第4話

嫌いじゃない=会長
*あなたside*









「………まぶし。」








家を出た第一声がこれである。

今からぼっち登校をキメますどうもあなたです。





昨日、会長にいわゆる*バックバク*をされたせいで本当に眠れなかった。



今まで男の人にそんな事された経験が無いからかもしれないけど…………。




会長のあの寂しそうな声と優しいぬくもり、そして首元の感触。






私にまとわりついてその全てが離れない。


離れないのが、なんだか心地よかったりする。








今日の私おかしい……。








会長のせい。

そうだよ。うんうん。









「……………あ、」









私の視線の先。





道の角から現れたのは、凛とした姿でゆっくりと歩いているるぅと会長。





少し俯いて茶色い髪をなびかせて歩いているその姿は、素直に、かっこいい。




多くの女子と男子を虜にする理由が何となく分かってきたかも。


見た目は……ねえ。

中身どうにかなんないのか。(切実)








「よっす」



「うわっ!?………なんだころんかよ」



「なんだって……失礼なやつ。てかさっきからどこ見てんの?」



「え?別に前向いて歩いてるけど。馬鹿なの?」



「お前陰キャだからいっつも俯いてんじゃん」



「は?しばくぞ。」







朝からなんだこの失礼なヤギは。

あっ、猿かWWWWWWWWW

ごめんねころちゃん間違えちゃったWWWWWW






「今めっちゃ失礼な事考えただろ」




「そんな事ないよ♡」








なにエスパー?

ころんくんエスパーなの??

図星すぎて怖いんですけど。








「どうせあれでしょ、るぅとくんでも見てたんじゃないの」



「え"っ……」









図星かよ、なんて飽きれるころん。
いいじゃん別に!!!!

なんか見たくなったんだもん!!!
変な気持ちは無いですう!!!








「あなたはさ、るぅとくんの事が好きなの?」




「………分かんない」




「なんだそれ」







だって分かんないんだもん。




すっごい怖いしドSだし、何してくるか不安で仕方ない。



でも、決して嫌なわけじゃない。



心のどこかで嬉しかったり、してるのかも。





それに、たまに見せる優しい一面。
素敵で良い人なんだなってのは知ってる。






でもそれが好きに繋がるかは……よく分かんない。






素直に見たら莉犬くんが1番良いよ。

カッコイイし可愛いし優しいし。

三拍子揃ってる。






多分会長より莉犬くんの方が好きだよ私(え)










「………ま、いいけどね」



「え?」



「ほら、早く行かないと遅れるよ」




「は?ちょっと待ってなんで手掴んで、え走んの?まってむりむり体力ないしぬ」




「はよ」



「はあー!?」











*嫌いじゃ、ない*


それは、好きってこと?





……考えてもどうせ答えに辿り着かないなら、そのまんまでいいや。







そんな事より走るとか無理体力ない無理しぬ、


ころん足早すぎなんだよっっ!!!!!!


着いていけないっ!!!!!!



でも、手はしっかり握られていて逃げようにも逃げられない。





大人しく着いていくしかないんだなあ…と悟った私は、ころんと2人で学校へ向かって駆け出して行った。





























「……………なんで、手、繋いで、…?」