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2020/02/24

第2話

怖い=会長
*あなたside*








ついにこの時期がやって来た。一部の悲しい男子共がソワソワし始める。
そう、バレンタインデーが近づいてきたのである。




余裕を持った陽キャの塊の様な男子共は余裕ぶって











『俺、今年こそはチョコ10個貰うからWWWW』










なんて豪語しているが、その隣で100個という記録を樹立した会長が鼻で笑っているのには気付いてないだろう。




うわあの顔めっちゃ見せてやりたい。

萌え袖しながら顔を覆っているため、純粋な女子達は*萌え袖*という点で心を撃ち抜かれている。



……気付く訳ないか。あんな蔑んだ表情に。






まじで腹黒だなあ……。










『るぅと!!!今年こそはお前に勝ってやるからな!!』


『ええ…?別に勝ち負けじゃないと思うんだけど……笑』










うわなに。私といつも喋る時よりも2トーンくらい声高い。策士かおま。











『理想の生徒会長の不正(チョコの獲得個数不正疑惑)について暴いてやるッッ!!!』


『もー!ちゃんと貰ってますよ!!なんなんですか……』










はいでました。なんなんですか。なんなんですか。(二回目)



ほんの少し上目遣いで涙ぐみながら発するその言葉は、聞いた人物全員に*かいしんのいちげき*を与えるという、なんともチートすぎる技だ。






………ってほら、その場にいた女子全員はともかく、会長にイキりちらしてた男子でさえ目をハートにしてるとかしてないとか。









やべえよテロかよ。









まあ私はそんな様子を冷ややかな目で見ている。

だって会長くっっそ偽りまくってるもん。笑っちゃうよ。







あーあ!!!!どうして私にはそんな態度取ってくれないんですかねぇ!?!?!!?



そう思いキッと会長の方を睨む。







ちくしょう……偽りだらけの悪魔め…………!














『………………………。』













あっやべ。目合ってもうた(関西弁)

やばいしぬ。まって私死ぬこと確定した。はい終わった。





なんとか誤魔化すためにニコッと笑ってみる。私今までにないくらいの笑顔してる。めっちゃ笑顔だよハハハ。











『………っと、僕まだ生徒会の仕事残ってたんでした。手伝って下さい雨宮さん』

『ん!?仕事なんてのこっ『あなた』分かりました会長急ぎましょう』









あらまあ怒りのせいで苗字呼び忘れてますが大丈夫ですか会長。



私は全くと言っていいほど大丈夫じゃありません。女子たちが*あなた…?*って呟いて首かしげてる。はい終わった。(2回目)





やだ女子の嫉妬怖い………。



てか会長。手首掴むのはまあ良いとして、強さ加減って知ってますか???え????


お陰で手首折れそうです。ねえねえ会長わかってます?
歩くのも速いです怖いです。





ぎゃああああ誰かお助けえええええええ(切実)














***














ピシャッと生徒会長の扉が閉まる音と共に額を流れる冷や汗。


会長がさっきから怖い。俯いてて顔が見えないってのもあるんだけど、引くほど静かだから。





あのう……雷落ちるのは分かってるので早く落としてくれません?(((違うそうじゃない










『………ほら、仕事』


『え』


『手伝ってって言ったじゃん。早くして』


『アッハイ…………』










なんか……まじで仕事残ってたんですね………((

てっきりシバかれるのかと思ってたわごめん会長。見直したよ。







というか授業どうする気なんだろうか。まさかのサボる感じですか。


別に嫌ではないしむしろ願ったり叶ったり。((殴







まあ、二人共居ないってなったら生徒会の仕事があるんだろうと納得されるだろうしいいか。







もしもの時は全責任を会長に押し付けよう。そうしよう。












『……あのさ』


『はいなんでしょう会長』


『バレンタインっていつもどうしてるの』









急に何を言い出すのだろうかこの人は。
バレンタインなんて無縁すぎるわバカヤロウ。













『…別に普通ですよ。友チョコ作ってあげて貰って………。100個なんて頭おかしいレベルじゃ無いですけど』


『馬鹿にしてる?』


『いいえとんでもないです尊敬してます会長』










ほんとかよなんて表情で見つめられる。ホントじゃないのでスッと目をそらすとため息が聞こえてきた。


ごめんじゃん。












『というか、それがどうしたんですか?』


『……いや、あなたは男子にあげたりしないの』


『うーん、本命の相手なんているわけ無いし………。あ、でも莉犬くんところんには渡してますよ』


『は?』


『エッ』











え、何私地雷踏んだ?????


絶対会長キレてるよね100パーキレてるよね。


激おこプンプン丸な気がしますがどうした!!!!!(困惑)













『なんで僕以外の生徒会メンバーには渡して僕にはないわけ?』


『えっいや………。莉犬くんはお願いされてるから作ってるだけで……。ころんは小学校からずっとあげてますし……。うん。それだけ。』


『…………ふうん』












いや自分から聞いておいてなんですかその興味なさそうな相槌はァ!!!(うるさい)

明らかにご機嫌斜めじゃん怖…………。







いや待てよ?もしかして私気づいちゃったのでは????














『…………会長…………作って欲しいんですか?』


『は?』


『なわけ無いですよね作業します』











もしかしてとは思ったけど、そんな現実は甘くなかったらしい。

当たり前か。腹黒だもんね(違います)



会長もつれないなあ。






でもまあそりゃそうか。

毎年100個も貰ってるんだもんね



そんな中で私のチョコなんているわけないか。だってなんか、私会長に嫌われてそうだし((
会長私にだけ怖いもん。ああ、怖い。








この前なんかキスした噂流すぞとか。脅しかよ怖い。


そんな簡単に人とキスできる会長も会長だけど。
尊敬しますある意味。





とにかく会長は何しでかすか分かんないし………。怖い。








だって今なんか私のすぐ横に会長の顔があって…………










顔が、あって?












『……………え』


『………………』











今の状況を説明しましょう。



さっきまで向かいに座っていたはずの会長の顔が私のすぐ横にあります。
手は机の角にあって、現在私は会長に机ドンされてるみたいですなんてこった。













『…………あ、あの会長……なんでこんなに近いんでしょうか……』


『………別に』













別にじゃないんですよ早くどいてくれませんかね!!!!!!耳元で喋られるとくすぐったいです!!!!!!!死んじゃいますよ!!!!(え)












『…………ねえ』


『はっはい……何でしょう……』


『今年、あなたのチョコ、ちょうだい。』


『え?』





ボソボソと会長の口から出てきた言葉に耳を疑う。




ほらやっぱり欲しかったんじゃないですか素直じゃないなあ。

というより、それを言うためにわざわざ耳元まで?








……会長が何考えてるか分かんないや。














『でも会長……100個も貰うじゃないですかどうせ。私のなんて需要あります?』


『………別に僕、本命からの以外いらないんだけど。』


『………?お相手は誰か知りませんが需要があるって事でいいですか?』


『……………………そうだね』











なんか呆れた感じで言われたけどまあいいや。





今年は気合入れて作りますかあ。









てか会長本命いたんだ………。意外。

特定の人とか作らなさそうなイメージあったけど。







こんな腹黒に好かれるだなんて、お相手の方も大変だなあ。(失礼)













『頑張って会長の為に作りますね!』


『…………ほんっとそういうとこ…………』


『はい???』


『何でもない、こっち見ないで。』


『…………顔赤いですよ。』


『うるさい』


『え、なんか照れてます?』


『黙って。教室で睨みつけられたの僕忘れてないからね。』


『……………………ヒョエッ』


『お仕置き、覚悟して。』








今日も会長が怖い。












**************************








どうも皆さん、作者のみありす**です。






バレンタイン?終わった?知りません。(え)



書き始めたのはバレンタイン前なので許してください🙄






ちなみに私情なのですが、受験が終了いたしましたので更新をぼちぼち開始させたいと思う所存です。


なんとかころんくんの方を第一章完結させたい!!!!!






今後ともよろしくお願いしますっっっ!!!!!