第2話

友達から

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2019/07/14 16:40

次の日。

ｶﾞﾗｶﾞﾗ…

教室に入るとまだ北人くんしか来ていなかった。

あなた

(え…、北人くんとふたりっきり？！どうしよう〜)

北人(ﾎｸﾄ)

あっ、お、おはよう

あなた

お、おはよ〜 今日は早いね？

北人(ﾎｸﾄ)

ん、まあ。あなたさんも早いんだね。

あなた

うん、私は特に理由もないけど早く来ちゃって笑笑

北人(ﾎｸﾄ)

あ、あのさ…？急にこんな事言うの気持ち悪いと思うんだけど、と、友達になってくれないかな？

友達…？

友達、かぁ。まあそうだよね、初めて同じクラスになったわけだし友達からがあたりまえか…

あなた

う、うん！友達から、よろしくね

北人(ﾎｸﾄ)

友達「から」…？それって…？

あなた

え？あぁ、とくになんの意味もないよっ笑笑
き、気にしないで〜💦

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北人(ﾎｸﾄ)

（友達からって次があるってこと？
期待していいのか？）

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沈黙になった。

なにか話さなきゃ…？？
き、きまずい…笑

あなた

あ、そういえば北人くんバスケすっごく上手だよね〜！今度見に行こうかなぁ？？

北人(ﾎｸﾄ)

/////…ほ、ほんと？！
お、俺がんばるからあなたさんに来て欲しい…かも//

あなた

う、うん？楽しみにしてるからがんばってね！

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To be continued🥀

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第3話ほんとは…

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なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。