まただ…この夢。
小さい男の子がいて、私の名前を呼んでいる夢。
この場所…どこかで見たことがあるような気がするんだけど。
夢の中でそう尋ねる。
お母さんの怒鳴り声で聞きそびれちゃったじゃない。
はぁ、やだな〜、学校。
そう、学校は私が世の中でいっちばーん大っ嫌いな場所。
なぜ?そんなのひとつに決まってるじゃない。
”イジメ”だよ。
は、親に相談?できるわけない。
友達は?いるわけない。
先生は?私の事なんか無視してる。
この世界に私の味方なんて居ないの。
いつもゴミ扱いさせられて、
泣く暇もなくて
助け求めても、
結局は裏切られるだけ。
ははっ、笑えるでしょ?
惨めだって思うでしょ?
好きに思ってくれていいよ。
もし、この話を聞いても私と仲良くなってくれる人がいるなら、ハートで応援してね♥
ハハッ!ボクミッキー。
フォロート、ハートオシテクレナイト
キミノ、タベモノヲゼーンブ、コンブニシチャウゾ!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!