第41話

#6♥
1,937
2019/08/01 10:35
俺は仕事合間に今度こそは俺から電話して留守番電話を残そうと思っていた。
その時だった。
吉野北人
吉野北人
「もしもし…」
あなたちゃんからかかってきた。
あなた
「え!?」
吉野北人
吉野北人
「え?」
あなた
「あ、いや、電話大丈夫なのかなって」
吉野北人
吉野北人
「あ、今休憩中なんだ」
あなた
「あ、よかった…」
吉野北人
吉野北人
「今日お疲れ様。最後のフリースローかっこよかったね」
あなた
「え、見てたんですか!?」
吉野北人
吉野北人
「うん!最後あなたちゃん勝てるよって祈っちゃってた笑」
あなた
「え、ほんとですか!?最後陣さんの声が聞こえた気がしたの!」
吉野北人
吉野北人
「そっか!届いてたんかー」
あなた
「おかげで勝てました!ほんとにありがとうございました!」
吉野北人
吉野北人
「ううん、あなたちゃんが頑張ったからだよ」
あなた
「陣さん…」
吉野北人
吉野北人
「目標達成おめでとう」
あなた
「ありがとうございます…」
吉野北人
吉野北人
「もう、バスケやめるんだよね…」
あなた
「はい」
吉野北人
吉野北人
「夢は見つかった?」
あなた
「…笑われると思うんですけど…」
吉野北人
吉野北人
「笑わないよ?」
あなた
「芸能界に入ることです。まぁ憧れはLDHさんなんですけどダンスも歌も未経験なので女優とかの道で…」
吉野北人
吉野北人
「え、なんで!?」
あなた
「早くテレビにでてみんなに元気を与えられるようになったらもうそれだけで恩返しになるんじゃないかなって」
吉野北人
吉野北人
「そっか、じゃあ絶対芸能界入って一緒に仕事しようね」
あなた
「はい!!」
吉野北人
吉野北人
「「吉野北人さんー準備お願いしまーす」はーい!あ、じゃあ仕事だからまたね」
あなた
「はい!また!」
スタッフさんから呼ばれたのでまた再開した。
それからたくさんの仕事をこなしていき、ついに2017年1月25日THE RAMPAGE from EXILE TRIBEはデビューした。

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