その後ミーティングがあった。
まぁ卒部の話だろう。
咲「はい、今まで一緒にプレーできてよかったです。これから12人で頑張ってください。今までありがとうございました」
梨乃「たくさんのいい思い出ができました。頼りない先輩だったけどついてきてくれてありがとう。これからも頑張ってください。ほんとにありがとうございました」
咲「ありがとうございました」
梨乃「ありがとうございました」
耳元でざっきーがつぶやいてきた。
うーん…私は……
詩音「え、ありがとうございます!」
七海「え…ありがとうございます」
詩音「はい!えと…咲先輩はいつも優しく接してくださってみんなをまとめる咲先輩の姿は頼もしかったです。ありがとうございました!
梨乃先輩はいつも優しく丁寧に指導してくださいました。梨乃先輩のセンタープレイは憧れです。ありがとうございました!
あなた先輩は優しく丁寧に指導していただき、さらにプレーする姿はみんなの永遠の憧れです。あなた先輩にはチームメイトを1番に思うことや努力をおこたらなければ必ず上手くなれること、弱音をはかなかったら必ずいい方へいけるということ、たくさんのことを教わりました。ほんとにありがとうございました!
先輩方がいなくなると正直不安ですが先輩方が残されたこのチームを来年もまた必ずベスト4へ導きます。今までお疲れさまでした」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。