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第10話

#9
sideあなた
ついに手術の日がやってきた。
結局今日まで陣さんに連絡できてなかった。
勇気をだして連絡してみる。
プルルルッ
「…留守番電話サービスに接続します……」
吉田○○
(やっぱり忙しくてこんな時間にでれないよね…)
だから留守番電話に言葉を残すことにした。
吉田○○
「この間河原で声をかけてもらったあなたです。勇気をだして手術することにしました。今日手術です。総体出場できるように頑張ります。陣さんのおかげです。本当にありがとうございました。それじゃ手術行ってきます」
切って直ぐに手術に行った。
ぼーっとしていたらいつの間にか終わっていた。
終わったら奏多が来てくれた。
しばらくするとざっきーやメンバーも来てくれた。
吉田○○
ざっきー!総体、ジョギングできるくらいまで復活したら試合だしてください
ざっきー
そんな、無理や
吉田○○
お願いします。最後の試合なんです。バスケ人生で
ざっきー
え、どゆこと?
吉田○○
高校ではバスケしません
ざっきー
え…
奏多
なんで…
吉田○○
もうスカウトが来ないのは分かってるし高校ではアルバイトするつもりなので
ざっきー
高校でもやってたらスカウトくるよ!
吉田○○
私はスカウトもらって高校で強いところでぷれーしたかった。早く経験積みたかった…
ざっきー
そっか…
吉田○○
そんな叶うはずのない夢を見てるなら次の夢を探したいんです
ざっきー
…なにかしたいことはあるんか?
吉田○○
なんか今までお世話になった人に恩返しできるような仕事ないですかね?
ざっきー
うーん、お世話になった人によるんじゃない?
頭には母や身内の顔が浮かぶ前に陣さんのシルエットが頭に浮かんだ。
吉田○○
あのね、前十字靭帯断裂だって診断された日に河原に行ったんだ。気づいたら空には星がでててその時に陣さんって人に会ったんだ。陣さんもバスケやってたけど夢のために諦めたらしいの。陣さんが私に走れれば勝てるって、いつも朝早くから練習よく頑張ってたねって言ってくれたの。あの時の私にはその言葉が欲しかったんだ
吉田○○
今ここにいるのは陣さんのおかげなんだ
吉田○○
だから陣さんに恩返ししたい
ざっきー
その、陣さんってどこにおるんや?
奏多
苗字は?
吉田○○
…分かんない
吉田○○
けど電話番号は教えてもらった
吉田○○
手術前に留守番電話残したけど…覚えてるか分かんない
奏多
陣さんは何してる人?
吉田○○
分かんない
ざっきー
顔は覚えてるんやろ?
吉田○○
分かんない。背の高さくらいしか…
奏多
どれくらい?
吉田○○
奏多の5cm小さいくらいかな…
奏多
じゃあ170cmくらいか…
ざっきー
まだ留守番電話の返事はきてないん?
吉田○○
うん…まぁ忙しいでしょ
奏多
うん…返事きたら教えてよ
吉田○○
分かった
ざっきー
じゃあこんな時間やし帰るか
奏多
うん。じゃああなた、また明日くるから
吉田○○
うん!バイバイ、ざっきーみんな!
全員
バイバイ
みんな帰っていくとともに病室は静かになった。
奏多がこんなにも私のことを思ってくれるのにはわけがある。
中学1年のころのことだった。

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りょう
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