第14話

#13
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2019/07/10 22:24
噂の子「あなた、ちょっといい?」
あの子によびだされた。
吉田○○
どうしたの?
噂の子「私奏多のこと好きなの。あなたもでしょ?」
いつの間にあなたと呼ばれる仲になったのだろうか…
吉田○○
私はただの幼なじみだよ
噂の子「そーゆーのいいんだけど。明日一緒に過ごしたいから私に変わって」
吉田○○
いや、でもそこは…
噂の子「譲る気ないんだったら分かった。勝負しよ」
吉田○○
なにで??
噂の子「うーん、おしずもう」
そんなのか!って思ったけど受け入れた。
噂の子「よーい、スタート!」
思いっきり押したら倒れた。
弱い…
噂の子「いった…」
奏多
あなた??
奏多がいた。
噂の子「奏多、あなたに押し倒されたよ…」
奏多
え、何言うてんの?
奏多
まぁ確かにあなたが押して倒れたところは見た
噂の子「やっぱ…」
奏多
だけど今のおしずもうだろ?それぐらい分かるっつーの。邪魔すんのやめて。いこ、あなた
吉田○○
う、うん
次の日の朝、学校に行くと
男子3「あなた、奏多、転校するんだな…これ、みんなから」
袋に入った薄いものとなにかをもらった。
薄いほうをあけると色紙が入っていた。
吉田○○
わぁーありがと、ぅ…
色紙をみると黒いマーカーペンでめちゃくちゃにしてあった。
奏多
すげーな、これ!1日で?
男子4「俺らなめんなって!」
奏多
そーだな!な、あなた?
吉田○○
え、あ、すごいね!
奏多
あなた、見せろ
奏多にばれたらしい。
大人しく渡すと
奏多
…これ、あの女がさわれるタイミングあった?
男子1「あったかも…」
噂の子「あーあ、ばれたならしょうがないや。これ」
ほんとのやつを渡してきた。
見ると確かにすごかった。
吉田○○
みんなありがとう!!
噂の子「おもんな…」
そう言って去っていった。

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