てつや「虫さんってさ、私たちより一歳歳上でしょ?」
虫眼鏡「うん、そうだね」
てつや「じゃあさ」
虫眼鏡を見ながら笑顔でてつやは言った
てつや「金○先輩と、たいき先輩、どっちがいい?」
一瞬何のことだか分からなかった虫眼鏡だけど、すぐに悟って答えた
虫眼鏡「僕はたいきお兄ちゃんって呼んでほしいな」
てつや「たいきお兄ちゃん?そんなんでいいの?」
虫眼鏡「うん、僕はそう呼んでほしいかな」
てつや「たいきお兄ちゃん、たいきお兄ちゃんかぁ、わりといいかも♪」
虫眼鏡『あぁ可愛い...歳上で良かった』
しばらくてつやがそう呼んでたら、俺も俺もとメンバーが言ってきたのでお兄ちゃん呼びになった
虫眼鏡は自分だけじゃなくなったから不機嫌極まりない
歳上ってだけで安心するときもある...
にょただろうがにょたじゃなかろうがてっちゃんにお兄ちゃん呼びしてほしいっ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。