第42話

最初から構えば良かった 青橙
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2020/11/27 13:47
てつや「構って!!」
りょう「嫌だ、俺今編集のストック貯めてるから」
りょうはてつやの方を見向きもしないで返答をする
てつや「そう言ってもう2時間経ってるんだけど!?ねーえーてっちゃん暇だから構ってよ~」
てつやはりょうの腰に抱きつく
そんなてつやの頭をぽんぽんと軽く叩いた
りょう「あとちょっとで終わるから、いい子
で待っててよてつや、そしたら構ってあげる」
てつや「むー、分かったよ」
素直に納得したてつや
りょうから離れ、ソファの上に座ってゲームをやる
りょう『早く終わらせないとな』
拗ねたら大変だ
そこから頑張って30分後、編集を終わらせたりょうはてつやに向き直る
りょう「てつや、編集終わったからもういいよ」
てつや「えー今ざわくんから借りたドラクエやってるからまだやってていいよ」
だらーっとソファに俯せで寝転がりながらゲームに集中しているてつやはどうやら、もう構ってほしいという気持ちは失くなったらしい
そのせいか、今度はてつやがりょうの方を見向きもしなかった
りょう「.........てつや俺と遊ぼうよ」
それにムカッとしたりょうはてつやのゲームを取り上げた
てつや「あー何すんだよっ!!」
りょう「ほら、構ってやるから」
てつや「だからいいってもう、それ返してよ今一番良いところなんだけど」
りょう「......」
てつや「いやいやいやいやいや無言で近づいてこないでよ怖いから!!怖いから!!!!!」
一日中あっちの方面で構ってもらったらしいです





てっちゃんは構てちゃんだよね?
絶対そう、お兄ちゃんだけど末っ子気質あるから可愛い







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