【おおーい】
「ふぇ?」
ビックリして変な声が出てしまった
【( ´∀`)フハハハハ】
「な、なによ!」
【声がw】
「( ー̀ н ー́ )ムス⋯」
【ムスッとすんなってブスいぞ】
「な、なんだとぉー!」
【そーいえば、伝えたのか?
お前のその気持ち】
「私なりに全部言ったよ...でもっ」
【でも?】
「ダメだっだ」
【俺ん家くる?】
「うん」
【手、】
「はい、」
【俺ん家来て、後悔すんなよ?】
「後悔なんか、後悔なんか!」
【はぁーもぅ一回だけ、言ってこいよ】
「いいの?」
【でも、次ダメだった時は電話してこい】
「分かった」
【これ、電話番号】
「ありがとう」
それだけ言い残して私はまた、
ユンギの所へ走った
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!