第19話

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2021/12/08 15:00

佐久間side






それから誰に見つかることもなく数十分

向井康二

EDOについたよ

佐久間大介

ここがEDOか…

深澤辰哉

あぁ、すごいね。言われた通り荒れ果てた場所だよ

岩本照

ってか、元々EDOは荒れ果てたとかないの？

宮舘涼太

そんなことないよ、俺が住んでた時はもっと綺麗で住みやすい地域だったし

向井康二

どうやら、荒れ果ててはいるけどAの国に連れて行かれなかったか、逃げてきたか知らないけど、人はいるよ

向井康二

とりあえず、誰でもいいから話しかけるか…手がかりになるかもだし

深澤辰哉

そうだね









俺らは荒れ果てたEDOを歩いていると











制服を着た人に出会った。

向井康二

人いた！

佐久間大介

あの〜

学生

はい

佐久間大介

ここはEDOであってるよね？

学生

そうですけど…って…あなたたち、もしやAの国から逃げ出してきたんですか？

深澤辰哉

そう聞くって事は、君も？

学生

僕も昨日ここに来たんですよ、泳いで逃げたんです

向井康二

え？君泳いだの？あの距離を？

学生

結構時間かかりましたけど、ああでもしないと殺されますし、神様の言うことをなんでも聞いていたら頭が狂ってしまいますから

深澤辰哉

でさ、ここみんな自我がある人なの？色々な人歩いてるじゃん、ほらあの人とか

学生

僕、昨日ここに来てから話しかけましたけどみんな自我があるみたいで…逃げてきたってみんな言ってました

宮舘涼太

あの、それで…俺似顔絵用意してきて…この人知らない？見なかった？

学生

ん〜

向井康二

って、この似顔絵俺も初めて見たけど何？

宮舘涼太

俺の幼馴染、渡辺翔太

学生

あの、初めましてでこんな事言うの…失礼だと思うんですけど…言いますね…下手でわかりません…

深澤辰哉

やっぱりね…

向井康二

あの、舘さん？俺に渡辺翔太くんの特徴言って欲しい。俺こう見えて、絵が得意で…

佐久間大介

えぇ、そうなの康二！









それからその場で舘さんに教えてもらった特徴を康二が絵にして幼馴染の似顔絵が出来上がった。

向井康二

どう？

宮舘涼太

似てるよ

宮舘涼太

どう？この人見た？

学生

いや…多分見てないですね

宮舘涼太

ここの地域に来てないのかな…







舘さんが凹んでいると

学生

あの…

学生

僕も、その人探していいですか？

宮舘涼太

え？

学生

皆さんみたいに一緒に行動する人いなくて、ずっとひとりぼっちで…だから羨ましくて僕もそこに入りたいなって…








答えはひとつ
迷いなんてしない













みんなで

佐久間大介

いいよ、一緒に探そ

深澤辰哉

そうだな

岩本照

あ、名前は？なんて言うの？

学生

僕、ラウールです

ラウール

よろしくお願いします

深澤辰哉

よろしく

佐久間大介

なんか、かたいね

深澤辰哉

そうだな、タメ口でいいし、あだ名で呼んでもいいよ

ラウール

でも、僕学生ですし、みなさんと結構差があるかと…

深澤辰哉

大丈夫大丈夫、気にしないで？その方が俺ら嬉しいから

佐久間大介

よろしくね、ラウール！

ラウール

よっ、よろしく！





それからみんなも自己紹介をした。



人数が増えたことは心強いからいいんだけど、手がかりは相変わらずその後もなし




あと俺最近言ってないことがある…





過去の記憶が若干蘇ったことについて…









なんか薄らと…


『いいかお前！』と誰かに強く言われた映像

俺が誰かに対して笑ってる映像

俺がひたすら自分？に謝ってる映像




が出てきた。



過去の俺ってそういう人だったのかな…なんなんだろ。

たまに、お話を見てくださってる方に別の方の私がこのお話良い！って思ったものを紹介したいとか頭の中で考えているんですよ…



って


みなさん一斉に思いましたよ多分…


拡散力ない垢が何言ってんだかってね。








話変えます、このお話、ホラーなの？って思う方いるかと思います。

作者もそれは感じてます。


最悪、無理やりホラーにします………



すみません！！

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第20話 20

謎解き教師

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。