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第5話

tmyhルート
112
2022/05/04 14:42
tmyhルート
※卒業とか関係ない世界線。

yh side
(今日ははじ飲み会なんだけど、ちょっとドッキリを仕掛けようと思います! テントから髪の長い人が出てきたらドッキリ〜! ……まあ動画に出すほどのものでもないけど、どういう反応するか気になるやん? ってことで早速やっていく〜 )

ようへいはそんなことを思いながらテンション高めでウィッグを被る。

yh「あっ、その前にラインしとかないと。鍵あいてるよっと……。よし、これでOK!(ふふふ。どんな反応すんだろ) 」


ようへいはそう呟きながら、テントの中でにまにましつつスタンバイする。数分後玄関のドアが開く音がし、ようへいはバレないように息を潜める。

tm「ようへいくんー。……あれ声しないな  」


yh「(最初はともたかか。うし、驚かしたるけ〜) 」


tm「ようへいく…… 」

ともたかはテントから出る長い髪に体がビクッとなる。

tm side
(うわ、びひったあ……。これ完全ようへいくんだよな。……あっ、そうだ )

tm「あっ、やばビールこぼしちゃった! 床びしょびしょだ…… 」


yh「えっ、マジで! 」


tm「ようへいくん何してるんすか(笑) 」


yh「……あっ。くそ〜、騙されたあ〜 」


tm「騙されたって(笑)。ようへいくんがわかりやすすぎるんすよ 」


yh「ドッキリ失敗か〜。まあ……次次! ともたか協力してよろしくー 」


tm「……いいっすけど。てかこれ2人で貞子やったら面白くないですか? 」


yh「いいねいいね! そんじゃともたかもこの中入っちゃって! 」


tm「……えっ、いいんすか 」


yh「いいよ? それとも他の部屋行く? 」


tm「いや、そういうことじゃ……。これはちょっとわかって貰った方がいいかな 」

ともたかはそう言いながら、ようへいを押し倒す。

yh「ええと……。とも……たかさん? 」


tm「俺今からようへいくんに何すると思いますか? 」


yh「……何するって。あの……これなんのドッキリ? 理解が追いつかないんだけど…… 」


tm「ドッキリだと思いますか? わかってますよね、このままだとどうなるか 」


yh「……えっ。ちょっと待っ 」


tm「あっ、でももし嫌なら突き飛ばしてもらってもいいですよ……。ようへいくん、どうします? 」

ともたかがようへいの耳元でそう囁いたとき、再び玄関のドアが開く音が響いた。

tm「やば、人来ちゃった…… 」


yh「……ともたか次はさ 」


tm「え? 」


yh「そのままその……してもらって構わないから……// 」


tm「それって…… 」


yh「えっと……// そっ、そうだ! せっかく誰か来たみたいだし、俺おどかしてくる! 」

ようへいはそう言ってウィッグをつけたまま玄関の方へ行ってしまった。

tm side
(あの人、あんな殺し文句どこで覚えてくるんだ……。この後の飲み会耐えられる自信ないなあ……// )

ともたかはそんなことをぐるぐる考えながら、ようへいから頼まれたドッキリの準備に取り掛かった。

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