会社で挨拶をして、私は頼まれていたデザインをいくつか提示し、上司からの返事を伺う
デザイン会社だから…
と言ってはなんだが私の上司は女性だ
デザインには厳しいけど、それは以外はとても親切で人望も暑い素敵な上司です
次は本の表紙か…ミステリーらしいし…読んでる時間ありそうだしそれで決めよ、あとは作者様の希望聞かないとね
私は大体自宅で作業するため
提出した物のチェックが済み次第私は自宅へ戻る
お呼びがかかったら別だけどね
先輩と久々にご飯だー!
クマ作った顔で店行ったりするの嫌だから断ってたけどこれで行ける!
瑞希と清川さんに感謝です
今日も来てくれるみたいだからその時間には家にいないとね
…
先輩たちに手を振り、上司からのチェックと依頼者への確認が終わったことを受け
私は自宅での作業に移った
途中コンビニに寄ってお菓子と飲み物を買うのいつものこと
そして…
作業に入る前にソファに座り込むのもいつものこと…はぁ…
お茶が飲みたい…
バックを適当に置いて
ガラスのコップ3杯分麦茶を飲んで私服に着替えた
パソコンつけよ
椅子に座ってアイデアを考える
何となくパソコンでデザインしてみて
上手く出てこなかったら…
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ピアノを弾く
頭が空っぽになるから
あとバイトもしている
それは聞いた曲を譜面におこすという物だ
まあ今は本業が大事なので、今はただ弾いてるだけ
楽しいので、このバイトも辞める気はないけど
まあ私からすれば…
『好きなことしながらお小遣いが貰えるって最高じゃない?』
という感じなので、やめるなんて気は全く起きないのだ
ひとしきり弾いて満足したらまたパソコンに向かう
先輩いつ仕事終わるかわかんないけど
3つくらいデザイン用意しよ
できるならだけど…
私は頭を捻りながら作業を続け、先輩から連絡が来たため家を出た
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。