第50話

集まりの日
1,202
2020/12/27 01:19
(なまえ)
あなた
ここですか?
フジ
フジ
うん、俺たち合わせても6人くらいだから安心して
ガラガラッ
「あっきたきた!」

「こっちこっちー」
フジ
フジ
おう、入って2人とも
「え…あっ!あなたちゃん!?」

「うっそー!宮野ちゃんじゃん!フジおまえ捕まえたの?」
フジ
フジ
うん、偶然捕まえた
「でかした!」

「あーだからピアノある店聞いてきたわけね、納得…」
(なまえ)
あなた
久しぶり
「あなたちゃん元気そうで安心したよ〜」
(なまえ)
あなた
みんなこっちに来てるって思わなかったからびっくりしたよ
「藤原くん…もしかしてその子…」
フジ
フジ
ああ俺の彼女
美由紀
美由紀
はじめまして
「藤原くんあの子と別れちゃったの?私はてっきりそのまま…」
フジ
フジ
あーそうだね…俺が振られちゃってさ
「まあいいじゃん今彼女いるんだし、それなら俺も彼女連れてきたのに〜おまえだけマウントとるなよな!」
フジ
フジ
ごめーん、宮野ちゃんのピアノ聞かせたくてさ…
「あなたちゃんのピアノ楽しみ!弾いてくれるんだよね?」
(なまえ)
あなた
もちろん、あまり期待しないでね
1軒目で私は飲む訳にはいかない


だって酔った状態でピアノ弾いたことないから


「宮野ちゃん飲まないの?」
(なまえ)
あなた
酔ってピアノ弾いたことないから不安で…飲むのはバー行ったらにしようかな?
「じゃあバー先に行けばよかったな…」

「そうだな…まあここでは腹ごしらえしてるとでも思ってよ、俺らみんな明日休みだしさ」
フジ
フジ
えー俺には聞かないの?
「おまえはがんばれば作れるだろ?」
フジ
フジ
えぇ…
楽しい!


料理も美味しいし、これはチョイスしてくれた人に感謝ですな


1軒目の居酒屋で数人がほろ酔い状態で次のバーへと移動した





「ここ、ここ」
(なまえ)
あなた
すごい…って私こんなとこで弾けないよ
フジ
フジ
大丈夫だよ宮野ちゃん、みんな酔ってるからそんなに聞いてる人いない
「あなたちゃん弾いて?私聞きたい( o̴̶̷̤̤̮ωo̴̶̷̤̤̮ )」
(なまえ)
あなた
分かったよ…何弾こうかな…
「適当にバラード系でも弾いてよ、宮野ちゃんが気持ちいようにさ」
(なまえ)
あなた
うん…じゃあそうする
私は店の真ん中にあるグランドピアノに手を伸ばす


綺麗…愛されてるんだなこの子は
(なまえ)
あなた
すぅ…
🎼.•*¨*•.•*¨*•.¸¸🎶•*¨*•.¸¸♬︎.•*¨*•.¸¸🎶.•*¨*•.¸¸🎶
フジ
フジ
さすが宮野ちゃん
「フジマジででかした!俺また聞けるなんて思わなかったよ」
フジ
フジ
じゃあここ奢って
「えーそれとこれとは別だろ」
美由紀
美由紀
すごい…フジが聞いてって言うの分かる
フジ
フジ
でしょ?でもここからもすごいから
美由紀
美由紀
…?
「あなたちゃんすごいよ!炎弾ける?」
(なまえ)
あなた
ほむら…ってあの今流行ってるやつ?
「そう!弾ける?」
(なまえ)
あなた
うん…今流行りのやつは何個か弾いてみたから…大丈夫だと思う期待はしないで
「やった!(*'∇'*)ワクワク」



🎼.♪♪___♪_



「流石宮野ちゃん、ピアノは俺らの中ではピカイチ」
(なまえ)
あなた
大会出てる人から見たらまだまだだよ
「今度俺!これ弾いて欲しい!」
(なまえ)
あなた
これなんの曲?
「あっ聞いたことないやつ?聞いてみてめっちゃいいから」
(なまえ)
あなた
うん…聞いてから弾くから席外すね
私はピアノで聴いて占領するのはしのびないのでカウンター椅子に座って聞くことに
(なまえ)
あなた
………
美由紀
美由紀
あなたちゃん何してるの?
フジ
フジ
耳コピ中だから少し静かにしてあげて
美由紀
美由紀
えっそんなすぐ?
(なまえ)
あなた
うん…大丈夫だと思う
「よっしゃ!頼むわ」
(なまえ)
あなた
元がピアノじゃないから変かもしれないけど…あと期待しないでね
「大丈夫、ピアノでも聞いてみたかったから」
(なまえ)
あなた
うん
🎼.•*¨*•.•*¨*•.¸¸🎶•*¨*•.¸¸♬︎.•*¨*•.¸¸♬🎶
美由紀
美由紀
すごい!1回聞いただけなのに!
フジ
フジ
(やっぱり充分すごいよ…キミは…)
私はその後5曲くらい弾いて、元から店にいたお客さんにも拍手を貰って、久々にステージで弾いた時のようだった
(なまえ)
あなた
はぁ…
フジ
フジ
ごめんおつかれ?
(なまえ)
あなた
うん…ちょっとね…
美由紀
美由紀
あなたちゃん座って、お酒…飲めるよね?
(なまえ)
あなた
はい、大丈夫です
あまり強いのじゃなければ…
フジ
フジ
宮野ちゃんって弱い方?
(なまえ)
あなた
弱い方っていうかあんまり強いの飲んだことなくて
フジ
フジ
じゃあスピリタス飲む?
(なまえ)
あなた
それはちょっと…
スピリタス の度数は96%です

どこかの国では消毒液として使われてたりします
「でもベロンベロンの宮野ちゃん見てみたいかも」
(なまえ)
あなた
∑えっ!
「分かるわ〜、でも顔真っ赤にして目とろんとさせてるくらいが丁度いいかも」

「犯罪臭しかしないからやめろ」
(なまえ)
あなた
ふふふっ流石に迷惑かかるからそこまではやめとこっかな?
「久しぶりにあなたちゃんを補充する〜」


(´。>ω(•ω•。`)ぎゅー♡
(なまえ)
あなた
(*-ω-)ヾ(・ω・*)ヨシヨシ
「田崎ちゃんもう真っ赤だな…」
フジ
フジ
グラスは取り上げとく?
「でもいいわあの宮野ちゃんのお姉さん気質…」
フジ
フジ
落ちるやつは落ちるよね
「彼氏今いるのかな、フジ知らない?」
フジ
フジ
さあ?(いないけどキヨが狙ってるから黙っとこう)





「(*´ ˘ `*)♡エヘヘあなたちゃん彼女ちゃんと別れた?」
(なまえ)
あなた
うん…向こうも私に気がないって分かったみたいで…可哀想だったけど…
「そっかー…今度はちゃんと彼氏作ってね!」
(なまえ)
あなた
できるかなぁ
この間も私は彼女の頭を撫でている


かわいい


「私の彼氏も見したげるぅ〜」
(なまえ)
あなた
どんな感じ?
「チョースパダリなかれぴ〜」
(なまえ)
あなた
そっかー
フジ
フジ
あやしてるようにしか見えないんだけど俺…
「まあレズには見えないな、うん」
(なまえ)
あなた
誰かお水持ってきて…
「えーなんでなんで私まだ飲めるもぉん」
(なまえ)
あなた
顔真っ赤っかで呂律回ってないでしょ?
「む〜」
美由紀
美由紀
面倒見いいんだね、あなたちゃん
フジ
フジ
長女だからね、度が過ぎてる時あるけど…
美由紀
美由紀
そうか…それはお姉ちゃんでいなくていい人にしないとね〜
フジ
フジ
なにが?
美由紀
美由紀
彼氏の話
フジ
フジ
なるほど…(キヨにそれができるかなぁ)
次もう1件行って…カラオケ行って…


その後4件目に行く人とそのまま帰る人に別れた


私はそのまま帰ることに


キヨさんは確かレトルトさん…?の家でオールするらしいので今日は来ないかな?
「あなたちゃんばいばーいヾ(*´∀`*)ノ」
(なまえ)
あなた
また連絡するね!
「うんご飯行こうね〜…あぁ」
(なまえ)
あなた
おっと…大丈夫?
「(∀`*ゞ)エヘヘこのままあなたちゃん家お泊まりしよっかな〜」
(なまえ)
あなた
それはちょっと…
「田崎ちゃんほらタクシー来たよ、宮野ちゃん一緒乗る?」


「はーい⸜(๑⃙⃘'ᗜ'๑⃙⃘)⸝」
(なまえ)
あなた
じゃあ乗ります、方向そっちなら…
フジ
フジ
宮野ちゃんまた…
美由紀
美由紀
そのうち遊びに来て
(なまえ)
あなた
はい是非
私は友人にべったりくっつかれたままタクシーで家まで行った
「あなたちゃん本当にお別れだね( ; _ ; )」
(なまえ)
あなた
連絡するから、ね?
「(*´・∀・)*´-∀-)ウン」
(なまえ)
あなた
だから手離して…
「(*・〜・*)ん〜」
何とか離して貰えてやっと帰れた


ご飯も楽しみです

プリ小説オーディオドラマ