一方その頃
このお二方は?
フジしかいないので甘えモードな美由紀ちゃん
お初にお目にかかる浴衣姿にフジも内心心踊っててさっきから笑顔が外せなくなってます
いつになく周りにラブラブ見せつける2人
フジが…
遠くの方で2人を発見
そしてその場から立ち去ったのを確認
今回は2人きりでまわりたいのでフジは知り合いがいても誰とも合流しないと決意した!
それに自分しか見ちゃいけないと思ってるこの甘えたでふわふわな彼女の浴衣姿誰にも見せたくない!
…というのが1番である
いつものメンツに会わないといいですね
…
戻ってこちらは…
キヨの手あったかい
繋いだ瞬間はひんやりしてたのに…
すぐぽかぽかしてきて…
その後キヨは私の手をちょっと強く握り引き始めた
早くここから離れようとしてくれているんだと思う
本当に優しい人
…
…
私達は場所を移動して少し冷めてしまった焼きそばなどを食べた
それでもとても美味しかったからすごい
取れるかなぁ金魚♪
…
一方その頃
ヒラとみのりは射的をやっていた
パンッ
射的屋のおじさん「おっ!お兄さん上手いねぇ」
普通のキャラメルより大きいやつをゲット
お菓子なのでみのりちゃん満足満足です
パンッパンッ
打った玉は狙いがそれて隣の小さいペンギンを落とした
射的屋のおじさん「お姉さんも上手いねぇ」
「もうだめよ」
「やだぁもいっかい!!」
隣から声が
母「落ちないと貰えないのよ」
子ども「c(`Д´と⌒c)つ彡 ヤダヤダクマさんほしい〜」
パンッ
射的屋のおじさん「お姉さんまた当たりだよ」
子ども「(*°○°*)あっクマさん!」
母「すみませんいいんですか?」
母「ありがとうございます…ほらお姉ちゃんにありがとうは?」
子ども「おねえちゃん、クマさん、ありがとう」
子ども「うん!」
その親子は会釈をして人混みの中へ消えていった
その時咳払いが聞こえてそちらを見ると
射的屋のおじさん「お姉さんまだ1発残ってるけどどうする?」
パンッ
(*´∀`)人(´∇`)パンッ
その時ヒラとみのりは手をとって歩き始めた
でも…
でもまだまだ帰る様子はなさそうです
…
〜あなたside〜
キヨがたこ焼きを差し出してくる
流石にここだと恥ずかしいので…
これでかわせたか?
これは彼の方が1枚上手だったようです
…
〜こーすけside〜
※瑞希ちゃんはフランクフルトを咥えたまま喋ってました
それなりにマイペースに堪能する2人
フランクフルトを完食してそれをゴミ箱に投げ入れた瑞希ちゃんがあるものに目をとめた
と言って瑞希ちゃんは嬉しそうにこーすけの腕にしがみついてそのまま歩き続けた
そこでこーすけは石化した
そして瑞希ちゃんこーすけの顔を覗き込んで腕を離れて
俺から背を向けてナンバーが付いたどこのか予想がつくカギを(ノ・ω)卍くるくる回しながらまるで『どうしよっかな〜』とでも言いたげなトーンで話す彼女
こーすけは瑞希の手を引いて走りだした
嬉しい♡が埋め尽くされた頭のまま
2人は笑いながら幸せそうに会場を後にした
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!