第52話
いいのかこれ!?
ピンポーン
キヨきちゃ〜?(来たー?)
私は頭ふわふわしながら立ち上がった
風呂上がりなのに酔いは覚めていません
なんか酷くなった気も…
まあ手に持ってるチューハイのせいなのだけど!
私は手の缶チューハイを置いて玄関へ
ガチャ
〜キヨside〜
顔赤い…なんかいつもと違う
てかかわいい…!
酔うとこんな感じになるんだ…
ぎゅー
えっあっえっう嘘だろ!?
あなたが俺に…
なんか胸の下当たりが柔らk…じゃなくておいおい酔ってるとはいえいいのかこれ!?!?
その顔で上目遣いなんかすんな!//////
※キヨの方が背が高くあなたは見上げるしかないのでそう見えるだけ
今のあなた見といて酒なんて入ったら絶対やばい!
俺は荷物を置いて部屋に入れてもらった
手を広げて満面の笑みで要求する彼女に俺は流石に拒否る
そんな目で俺を見るな!
(*•ω•)ω<*)ぎゅ〜♡
彼女が伸ばそうとしている手の先の缶チューハイを先に取る
あと3分の1くらい残ってる
かわいい…
いつものお姉ちゃん感どこ行ったよ
めっちゃ妹感半端ないじゃん!
もしかして普段無理してんのかな…
ヽ(*´ ^ `*)ノ ダッコォ...
かわいい…
俺はあなたを横抱き(お姫様抱っこ)してそのままベッドに下ろした
あれ?
もしかしてこれ仕組まれてる…?
神様が襲いなさいとでも言ってる?
俺が布団に入ると満足気に擦り寄ってきた
いつもと全然違う
しかもさっき…酔ってたとはいえ…
好きって…
俺のこと好きって…///
聞いてない…か…
ここで俺に悪い考えが過ぎる
これ向こうから寄ってきたんだし…
自業自得だし…
ちょっとどっか触ってたって…ねぇ
てか…
むぎゅ…
もしかして…
本当のあなたは…こうなのか?
誰かに甘えたくて…でもお姉ちゃんだし、そういう相手周りにいないから…
それに親にも会えてないから…
もしかして…普段人にやってることって…自分にして欲しいことだったり…