第2話

1話
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2021/03/02 09:51
あなたside
私は一人暮らしだ。
学校でもいい噂はなく,
毎日影の薄い存在として生きてたつもりだった……
でも,ある日お母さんから
電話がかかってきて決意したんだ。
プルルル……
You(地味子ver)
You(地味子ver)
誰だよぉ……
目がまだ半開き状態の私は,
少しイライラしながら受話器を持つ。
母
もしもし〜あなた?
You(地味子ver)
You(地味子ver)
!?
そこから聞こえたのは懐かしい
お母さんの声でびっくりした。
母
久しぶりね〜
You(地味子ver)
You(地味子ver)
……うん!
母
元気にしてる?引きこもってない?
You(地味子ver)
You(地味子ver)
お母さん心配性すぎ!大丈夫だよ〜
母
本当に?
You(地味子ver)
You(地味子ver)
本当に!
母
でね,話があるの
You(地味子ver)
You(地味子ver)
何〜?
帰ってきてくれる話だといいな……
それというのも母は今海外にいて,
海外勤務している。
母
あなた……実はね
You(地味子ver)
You(地味子ver)
うん。
母
転校しなきゃいけないことになったの。
You(地味子ver)
You(地味子ver)
へっ?
びっくりしてつい間抜けな声が出てしまう。
母
神山高校っていうとこに
転校しなきゃいけないんだけど……
母
急でごめんね。
You(地味子ver)
You(地味子ver)
あっ……うん。
いや……だな。
学校で陰口を言われるのも嫌だけど,
私には唯一仲良くしてくれる子がいるもん。
それは……‴えむ‴ちゃんだ。
私に希望をくれた。
母
あっ仕事があるからごめんね💦
またかけるわ
You(地味子ver)
You(地味子ver)
はーい……
You(地味子ver)
You(地味子ver)
もうすぐで,
えむちゃんとお別れかぁ……
でも,もしかしたら近い高校かも。調べてみよ。
You(地味子ver)
You(地味子ver)
あ!近い!
暗い心が少し明るくなったような気がした。
You(地味子ver)
You(地味子ver)
でもやっぱり‴ワンダショメンバー‴の
えむちゃんがいる宮益坂女子学園から
転校するのは嫌だなぁ。
なんて独り言を呟く。
ワンダショというのは,
ワンダーランズショウタイムの略で,
私が今ハマっているチーム的なもの。
You(地味子ver)
You(地味子ver)
……そうだ!
You(地味子ver)
You(地味子ver)
‴イメチェン‴しよ。
―――――――――キリトリ線―――――――――
主
記念すべき5作目です!
主
伸びて欲しい……(((((((((殴
主
投稿頻度遅いけどよろしくです!

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