第5話

ストーカー . ふぉい
1,012
2019/08/31 03:47
「 はなして!! 」
ふ 『 うるさい 』
「 絃歩 … 」
ふ 『 ん ? 』
「 どうしちゃったの、 」
ふ 『 趣味 』 
「 は? 」
自分が何を言ってるのか分かってるのか、彼は
ふ 『 だから趣味やけん 』
「 人を監禁して手を縄に縛り付けることが趣味なの … ? 」
ふ 『 人って。あなたはもう俺のペットやと 』
怒りがこみ上げてくる
「 … 」
ふ 『 あなた~。可愛い。流石俺のペット 』
もう我慢できない
「 絃歩、別れよ 」
ふ 『 は?何言っとうの 』
「 監禁とか馬鹿じゃないの。頭おかしいって 」
ふ 『 分かった。 』
すんなり返してくれるはずがない。きっとなにか仕組んでる
「 何考えてんの 」
ふ 『 別に。もう俺らペットと主人の関係じゃないけん。カレカノばい 』
頭おかしすぎる
「 だから別れるって。じゃあね 」
ふ 『 ……… 』ニヤッ
__何日かたった日__
「 あやか … 」
あやか 『 またストーカー?ほんと警察行きなよ … 』
「 だって警察に通報したらその人になんかされるの嫌なんだもん … … 」
あやか 『 そのストーカーに心当たりある? 』
心当たり … 
絃歩 …


なわけないよね
「 でもあるとしたら … 元彼かな 」
あやか 『 でもさ、遠くに引っ越したじゃん  』
「 そうなんだよね … 。」
「 話し掛けてみようかな 」
あやか 『 本気?! 』
「 気になるし … いっその事 … 」
あやか 『 ほどほどにしてよね?! 』
「 うん、 」
あやか 『 じゃあね! 』
「 じゃあね~、 」
____
「 よし … 」
「 あの、辞めてください 」
ふ 『 やっと気づいてくれたねあなた 』
「 なんでここにいるの … 」
ふ 『 そこは気づかないんだ笑 』
「 は? 」
ふ 『 スマホ 』
GPSだ …
「 なんでGPSなんてついてんの 」
ふ 『 好きだからに決まっとうよ 』
 


























ふ 『 愛してる 』












































その後彼は静かに消え彼を見た者は誰一人としていなかった

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