ーシェアハウス、沙都美の部屋ー
沙都美side
夜空は輝いていた。
白銀のスパンコールを散りばめている。大きさはそれぞれで、色も凸凹で。一見、統一性はなかった。
だけど、俺の頭の中はその風景で沢山だった。
(あなた…あー言ってたけど…、)
「「大丈夫…。絶対に居なくならないから」」
彼女のあの言葉が、俺のアタマの中でずっとフラッシュバックし続ける。
なんだろ、このモヤモヤ…
……沙都美くん
扉が開いた音はしなかった。
そこには、静かに龍星が立っていた。
…?、どうした、龍星?
……隠してることあるでしょ
…!、
その反応は…あるね?
俺の推理が間違っていなければ…
………ッ、
.
沙都美くんの好きな人は、あなたくんだよねッッ!!!
…………はぁ?
本心から出た言葉だった。
良い良い!隠さなくても良いからッ!
(な、なんだホッとした…)
応援してるよッ!
あ、あぁ…ありがとう…
アホの子で助かった…
…………でも、
この中には、
もう勘づいてる人もいるんじゃないかな。
…………
渚流くん、どうかしましたか?
いや、なんでもないよ!((ニコッ
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!