「あのさぁ、」
気怠そうに口を開いたのはユンギオッパだった
🐱「お前、そんなので1年間苦しんでたの?」
『え、』
🐹「ちょっと、ユンギその言い方……」
🐱「アンチなんて俺にもいるよ。でもそいつらはただただ俺らが苦しむ姿を見て楽しんでるだけ。それに、アンチなんかよりあなたには応援してくれてるarmyがいるだろ?」
『……、っ』
🐱「それに、歌とかダンスが下手って……そんなのただの妬みだ。少なくとも歌もダンスも俺よりは上手いだろ。」
🐥「確かに……」
🐱『ちょっと傷つくな、それ。』
🐥「ごめん、ヒョン」
🐱「あと、あなたがこのグループにいるのは俺らがお前を必要としてるからだ。」
『オッパ……』
🐱「俺達はあなたが大切なんだよ。お前が思ってる以上に俺らはシスコンなんだよ」
ひひっと歯茎を見せて笑うオッパはポンポンと私の頭を撫でた
🐹「やー!ユンギヤ!シスコンだなんて!」
🐱「事実でしょ。」
🐨「あなた、」
『ナムジュニオッパ……』
🐨「今まで1人で辛い思いさせてごめんな」
🐿「僕達がもっとちゃんと話を聞いてあげるべきだったね」
『オッパ達は何も悪くないです……私がただ臆病だったんです』
🐹「あなた、、辛いことはこれからオッパ達にちゃんと言ってね?いつでも甘やかしてあげるから」
🐨「なんか、、ヒョンが言うと変態に聞こえます」
🐹「やー!ちょっと!」
『ふふっ、』
わちゃわちゃしてるのが久しぶりで、自然に頬が緩んでいると
ぎゅっと体がホールドされた
🐥「あなた〜、僕ほんとに寂しかったんだからね、、」
『ジミンオッパ……』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!