第14話

伝えなきゃ
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2020/09/29 15:20



翌日、重い瞼を開けると眩しいくらいの太陽が部屋に差し込んでいた
















ふと、昨日の出来事を思い出す









そうだ。今日言わなきゃ










少しだけ怠い体を起き上がらせていつもより早く部屋を出る




1年前まではみんなと朝ごはんを食べていたけれど今では一緒にすら食べなくなってしまった











でも、それは今日で終わり






















オッパ達に話すんだ。ちゃんと


今までどうしてあんな態度をとってしまったのか

何を私を苦しめていたのか



















ドキドキする胸を抑えながら階段を降りようとするとテーブルを囲んでご飯を食べているみんながいた






ふと、テヒョンオッパと目が合う


















その途端、視界が一気に真っ白になり体がぐらりと傾いた




































「「「あなた……っ!!!!」」」






















必死に誰かが私を呼ぶ声が聞こえてそのまま私は意識を手放した



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