楽屋に着いた
誰かいるかな…
2人っきりだけは嫌だな…
ガチャッ
おはょ…
………
楽屋には、北斗だけだった
挨拶したけど、北斗から挨拶が帰ってくることはなかった
今、伝えよう…
どんなに嫌われてても、ちゃんと自分の気持ちを伝えよう
ほ、北斗…そのままでいいし、聞くだけでいいから聞いて…
…………
北斗は、何も反応してくれなかった
でも、正直に気持ちを伝えると決めたので話を続けた
俺の好きな人ね、北斗なの…ずっと北斗だけが好きだった…でも、北斗は、俺のこと好きじゃないってわかってる。今日まで、俺は、北斗が好きだったんだ。でも、この気持ちは、全部忘れる。だから、北斗も今聞いた事全部忘れて。そして、俺の事も忘れて。今までありがとう。北斗と同じグループになれて良かった…みんなにも、今までありがとう。これからも頑張って。応援してるって伝えといて…最後まで聞いてくれてありがとね…それじゃ、俺、行くね…さようなら俺の、愛しい人…
俺は、言うだけ言って楽屋から出た
北斗に気持ち伝えれてよかった…
もう、これでいい…
全部終わった
もう、何もかも忘れる
北斗…
幸せになってね…
俺は、楽屋のドアの前で聞こえるか聞こえないかの大きさで言った
涙を流し、社長室に向かった…
これで、SixTONESという居場所がなくなってしまう
でも、後悔なんてしてない
だって、俺が自分で決めた事だから…
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