昨日は眠れなかった…
今日は、撮影がある
大我に会わなきゃいけない
謝らなきゃ…
ちゃんと大我に謝って、俺の気持ち伝えなきゃ…
集合時間より30分早く楽屋に着いた
その10分後くらいに大我が入ってきた
挨拶してくれたのに無視しちゃった…
その時大我が、聞いて欲しいと言ってきた
そのままでいいと言われたので大我の顔を見ず後ろを向いたまま大我の話を聞いた
想像以上の言葉が次々と出てきた
大我は、俺が好きだったってこと
この事を忘れて欲しいと言われたこと
SixTONESを辞めようとしていること
俺たちの前から、居なくなろうとしていること
そして、俺への想いを全部忘れようとしていること…
なんで…
なんで俺は、大我の気持ちを分かってあげられなかったんだろう…
なんであんな酷いことを言っちゃったんだろう…
追いかけなきゃ…
今すぐに大我を追いかけなきゃ!!
俺は、楽屋を出て大我を追いかけた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。