第84話

負の整数_5
2,756
2021/07/28 08:45
じょんぐく
じょんぐく
  お!遅かったな~  
みんぎゅ
みんぎゅ
  もうご飯買ってきたぞ~、、って、


























前にケーキ屋であったあなたの家庭教師、


























その人と二人で話してからもう1時間


























やっと帰ってきたと思ったあなたは


























じょんぐく
じょんぐく
  なんだよその顔、
みんぎゅ
みんぎゅ
  なんかあったのか、!?  
じょんぐく
じょんぐく
  おい!あなた!!  
みんぎゅ
みんぎゅ
  あなた、?  


























いつもなら絶対言い返してくるくせに


























今はどんな言葉に対しても無反応で


























ただただ子供のように声を上げて泣いていた。


























じょんぐく
じょんぐく
  、、、、


























俺たちはただ黙って



こいつの背中をさすってやることしかできなくて。


























あの先生は、きっと、


























こいつに酷いことして泣かせるような人じゃないって


























なんとなく、分かってたから、


























誰も責めることが出来なかった。


























じょんぐく
じょんぐく
  今はひとりにしてやろう、
みんぎゅ
みんぎゅ
  あぁ、


























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