時間もいいので私たちは帰ることにした
家へ
ガチャ
扉を閉める時わかゔぁくんが口パクで何か言ったが、
閉めてしまったので聞き直すのは失礼だと思って忘れることにした。
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わかゔぁside
彼女には届かないくらいの小さな声で
やっと発せた言葉。
今度はバレンタインみたいに手紙じゃなくて
直接言えるようにしたいなぁ〜
いつか何かの話で見た
告る前に誰かに奪われる思いはしたくない。
だから、明日頑張ってみようかな?
俺もしっかりあなた先輩と向き合いたい。
バレンタインみたいに渡して逃げるなんてしたくない
今度こそ貴方に想いが届くといいな、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。