ダーマside
鏡に飛び込んだ俺達はその中に入ることが出来た。そこは屋敷の廊下のようだった。奥から気配を感じた。
俺達は警戒しながら進む。
だほが九尾の狐に攻撃をする。それに続けて俺達も九尾の狐に攻撃をしながら奥へ進む。
そして俺達は遂にたどり着いた。奥の部屋の扉を開くとそこは大広間だった。部屋の奥には祭壇のようなものがありそこの壁に魔法陣が描かれていた。その魔法陣の中心にモトキが拘束され捕らわれていた
どうやら気を失っているようだ
声のする方へ向くと白く長い髪に顔に火傷のような後がある男がそこにいた
先代の巫女は星の力を持っていたのか…
モトキ…そんな事になってたなんて…
ぜってー許さねぇ…こいつだけはなんとしてでも…!
「ダーマ…?」
声のする方へ向く
しばゆーが1本の祈祷の矢を放つが見えないなにかによって奴には届かなかった…
全員で奴に向けて攻撃するがやつは愚か見えない壁が壊れる気配がない
狂影は闇でできた無数の矢を俺達に放つ…俺達はそれを避けるがそのうちの1本が俺の胸に刺さった
しかし刺さった矢はそのままスっと消えていった…
次の瞬間だった!
ドクン!
俺はその場に膝を着いた
ドクン…!ドクン!…ドクン
なんだ…?視界が暗くなって…意識も…まさかこれは…
あぁ…やっぱりこれは…ぺけの時とクレスの時とおなじ…俺は化け物になるのか?もう…意識が…
モトキside
ダーマが化け物になるなんて…いやだ…そんなの…
てつやがダーマに近づいた次の瞬間ダーマから衝撃波が放たれほかのみんなは飛ばされた
そしてダーマの姿が…
これは夢だ!こんなのありえない!!
俺のせいで…ダーマが
シルク達がダーマを止めるために戦う…
俺があの時闇に堕ちなければ…あの時もっとダーマの話を聞いていればこんな事に…
みんなが俺に呼び掛けてる…ダーマと戦ってる…
次の瞬間ダーマがもう一度衝撃波を放ちみんなは飛ばされ壁に強く叩きつけられた
みんな倒れてしまい気を失った
俺のせいだ…俺のせいでみんなが…ダーマ…
ごめんねみんな…ごめんねぺけ…ごめんねダーマ…
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。