アイリスside
あれから一週間が経った私はシルク達の夢を聞きみんなと過ごしているうちにみんなが大好きになった。今日は話し合いでシルクは会議室にいる。私は別室で待機していた。
この世界に来てからナイトメアは増えている。このままじゃみんなの夢が壊れちゃう
今頃パパとママ、みんなはどうなってるんだろう…
パパとママを助けたい…みんなを守りたい…
私は部屋を出て外に出た。外は黒っておりもう夕方だった。そして持っていたペンダントを掲げた。
空から私に光が指す。異空の扉が開かれたのだ。私は扉に向かって吸い寄せられていく。
これ以上みんなに迷惑はかけられない。私の世界のことにこっちの世界を巻き込む訳には行かない
その時だった突如雷が落ち異空の扉が閉ざされてしまった
「やっと見つけたよ…アイリス…」
私は逃げ出した…私の世界を襲撃したやつから
そして私は人気の無い工事現場に来てしまった。そしてここは行き止まり
フィールは私に手を向けそして電撃を放つ
私は目をつぶった…しかし何ともなかった…
私は恐る恐る目を開けるすると目の前には
フィッシャーズだけじゃ無い…東海のみんなやヒカキンさん達も来てくれた
そう言うとフィールは消えた
私は何も出来ない自分が悔しかった…シルク達みたいに戦えない自分が…私はパパとママを助けられない…でもシルク達ならきっと…そう思うと今まで耐えていた涙が一気に溢れた
私は思わずシルクに抱きついた…
シルクside
アイリスは泣きながら訴える…ずっとひとりで抱え込んでいたのだろう
俺たちは会議室に戻りアイリスを落ち着かせ話を聞いた
夢が集まる場所…
親の力になりたくて夢水晶に手を出したのか…
アイリスずっと苦しんでたんだな…ひとりで抱え込んで…1人の少女がこんなに重いことを抱えていたなんて…
俺はアイリスの頭を撫で口を開く
全員満場一致だった。
こうして俺たちはアイリスの世界とこの世界を救うため戦うことを決意した。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!