また朝が来た
誰もいない家に挨拶
私の家には、家族がいない
孤独で死にそうだった私は、
親を殺して森に埋めた
というのわ嘘で、
まあそのうちわかるよ!
いつものようにバカでかい声で
近寄ってくるこの子が友達
りおと初めて会ったのわ学校のトイレで、いつも休み時間はトイレにこもって音楽を聴いていた!
最初話しかけられたときは、嬉しかったけど、
一緒にいる時間が増えて思った
私は、人に迷惑をかけるのが嫌いだけど、
りおは、迷惑ばかりかける!
学校に化粧してきたり、タブレットを持ってきたり、学校で禁止されていることを守ろうとしない!
そしていつもベタベタひっついてくる
迷惑なときが多いけど、
ほんとは、嬉しいときもあったり
なかったり……
まあ、りおが居なかったら生きていようとは、思わなかったかな!
でも私とりおは、クラスが違うから休み時間しか逢えないけどね
ほら、何だかんだ言って仲良いでしょ?
学校が終わっだけど、
りおのクラスは終わってないみたい
図書室でも行こう
ガラガラガラ
図書室では失礼しますは、言わなくていいけど口癖で言ってしまう
図書室には、本を読むために来たんじゃない
なんか落ち着くから!
いつもの別れ道で別れる道で別れて、海を見ながら音楽を聴く
でも、この日で人生が変わるなんて…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。