第26話

No.25
2,578
2021/02/28 08:25
渡辺翔太
ってことで、明後日になった!
大丈夫?



ご飯を食べながらあなたに話す
あなた
はい!
大丈夫です!
渡辺翔太
けーいーごー。
あなた
あっ!
うん、大丈夫…?
渡辺翔太
なんで疑問系なんだよ!笑
あなた
慣れなくて…。
皆さんの好きな食べ物とか
わかりま…すか…?じゃなくて
えーっと、わかる??
渡辺翔太
ふふっ…笑
あいつらなんでも食べるから
気にしなくて大丈夫だよ
それにいつも通りでいいからね?
あなた
任せてください!!!
渡辺翔太
チラッ…
あなた
ま…か…まかせて!!
渡辺翔太
ニコッ…
あなた
なんで…敬語じゃダメなの?
渡辺翔太
いや、なんか距離感じるじゃん…
あなた
距離…か。
わたしは親にも敬語だったから
なんとも思わないけど…。
渡辺翔太
あなたんちが特殊なんだよ!

ふぁぁーっ…ごちそうさま!
今日も美味しかった、ありがとう ニコッ
あなた
どういたしまして ニコッ




少し笑った彼女は後片付けをはじめる







その様子を見ながら





俺はソファに寝転がる





なんかほんとに奥さんみたい…






付き合ってないけどこんなに近くにいて





一緒に住んでるから毎日一緒に過ごしてるし





てか、人と住むのって





こんなに気使わなくて楽だと思わなかった







相手があなただからなのか…?





そうだよな、こいつだから心地いいのかも、、






もう気持ちは完璧に "好き" だと確信した







一緒に居たい


早く家に帰りたい


毎朝起こしてほしい


一緒に寝たい


それに…笑顔が見たい


俺のそばで笑ってほしい…





そう思うから







でもきっとこの気持ちを伝えるとあいつは困るんだろーな




出て行くとか言いそうだし





一緒にいれるなら、今のままでいいか。






寝転がって天井を見つめながらいろいろ考えてた









あなた
お風呂沸いてるから
いつでもどうぞ!!!


そうキッチンから彼女声が聞こえた



渡辺翔太
ありがとっ!
じゃ、風呂入ってくるわ!






いろいろ考えるのを辞めて






風呂に入ることにした









キッチンに目を向けると





長くて綺麗な黒髪を揺らし少し下を向きながら





洗い物をしてるあなたが見えた





とても綺麗で俺は少しだけうっとりしてしまった…





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