第87話

No.86
2,051
2021/03/21 03:03


復活したっぽいですね!!!

5話中3話は復活してもらえました✨

2話は消えたのでまた頑張って書きます😭

毎日また複数話更新頑張りたいと思いますので

❤️  よかったらお願いします🙇🏼‍♀️💕




それではどうぞー!!!










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目黒蓮side






少し遠慮しながら俺の横にあなたちゃんが座る




ゆきこさんが作るのを見つめるかのように




真っ直ぐ前を向いていて



そんな彼女の姿を俺は見つめる

あなた
あの…
そんな見られても…
目黒蓮
あ!ごめん。
彼女が恥ずかしそうに下を向き



左手で髪の毛を耳にかける





小指にしていたピンキーリングが光った



目黒蓮
それ…結構高いやつじゃない?
あなた
え?
目黒蓮
その指輪…
あなた
あっ!
そうなんです…か…ね…?



歯切れの悪い返事が返ってくる



目黒蓮
自分で買ったんじゃないの?
あなた
はい…もらった物なので ニコッ



彼女は指輪を見つめながらゆっくりと笑った



目黒蓮
彼氏…とか?
あなた
……。
目黒蓮
あっ、なんかごめん…
あなた
あ…いえ…
正確には…別れた彼氏です ニコッ



俺の方を向いて笑った彼女は



遠くを見ているかのようで



辛そうで泣きそうな顔をしていた




目黒蓮
別れた彼氏ね…



さっきゆきこさんと話してたことを思い出した





あなたちゃんは誰かと付き合ってて



別れたあとこのお店で働くことになった




別れたのはきっとあれかな…




その人の力になれない。



支えられないとか思って別れたとか…?



理由はわからないけど






彼女はきっと…今でもその人のこと



引きずってるんだ。




目黒蓮
忘れられない?
あなた
え…
目黒蓮
その指輪の人のことが
まだ忘れられない…?
あなた
そう…ですねぇ…きっと…
一生忘れられないと思います フフッ



そう言って笑った彼女は



弱そうで小さくて少しでも触れると壊れそうだった




守ってあげたい…




抱きしめたい…





なんて、思ってしまう。





でも、そのピンキーリング




どっかで見たことあるんだよな…




誰かがつけてた気がする…



誰だっけ…



まっ、でも指輪なんて付けてる人はたくさんいるし



周りに何人か同じの付けてる人が居ても



別におかしくはないか…







ゆきこさん
は〜い!
できたわよーっ!



ゆきこさんがオムライスを運んでくれる




目黒蓮
うっまそう!
ゆきこさん
さぁ、たべましょー♡
目黒蓮
いただきます!!
あなた
いただきます。
ゆきこさん
どぉかしら?
美味しい?♡
あなた
とっても美味しいです!
目黒蓮
めっちゃうまいです!!!
ゆきこさん
よかった〜。
そんな顔で食べてくれるなんて
作りがいがあるわー。 ふふっ♡




3人で他愛もない話をしながら



オムライスを食べて楽しい時間を過ごせた







時間が経ち俺は帰ろうとする。



でもあなたちゃんと離れるのが少し寂しくなり




見送ってくれようとしてるのになかなか




歩き出そうとできない。






あなた
帰らないんですか?
目黒蓮
いや…なんか…
次いつ来れるかわかんないし
寂しいじゃん?
あなた
ふふふっ。
ゆきこさんに話したら
きっと喜びますね! ニコッ
目黒蓮
じゃなくて…!!!
あなた
は…い…?
目黒蓮
あなたちゃんに会えなくなるのが
寂しいってこ…と…。
あなた
………。
目黒蓮
ちょっと!黙んないでよ!笑
あなた
あっ…ごめんなさい…。
えっと…あの…じゃあ…
いつでも、そう!いつでも
来てください! ニコッ
わたしここに住んでるんで
朝でも夜でも好きな時に!
目黒蓮
えっ…
ほんとにいいの…?
あなた
わたしなんかで良ければ
何かごはん作りますし…
お話し、聞きますよ…
目黒蓮
めっちゃ嬉しい…////
絶対毎日くる!!ニコッ
じゃ、今日は帰るね!また!
あなた
あっ…はい!
お気をつけて〜!




いつでも来ていいって…





毎日行くなんて言っちゃったし…////







でも、めっちゃ嬉しいんだけど…////











気付かないうちに彼女をすごく好きになってた
















彼女の忘れられない人が誰かなんて…








そんなことも知らないまま。


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